実はこの作品、2004年(平成16年)申年の干支に作成した物です。
なぜ今頃猿なの?と思われる方もあるかも知れません。
このところ野生の猿、いのししや熊までが人間の住環境にまで入り込み、人を襲ったりすることが全国的に多発しています。
直接的な原因は、異常気候による野生動物の食糧不足や、森林の開発が原因だそうですが、人間と野生動物の共生はなかなか難しいものです。
さてこのちりめん細工の猿は、猿の特徴をまったくうまく捉えており、いかにもいい子の「お猿」といった感じがします。
そして顔の表情も穏やかで、人に噛み付いたりするような顔をしていません。
ちりめん細工は一つの新しい作品を作り出すまでに、長時間の試行錯誤と試作の段階を経て生まれると言うことです。
私にもそんな努力と執念の一かけらでもあったらな、といつも思うのであります。
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