縮緬細工・鯛車
ちりめん細工の鯛車は、もともと実用的な玩具であったと考えられています。
台車の上には鯛が乗っていますが、犬張子が乗ったものも見かけたことがあります。
犬張子車とでも言うのでしょうか。
もともとは実用的玩具としての役割とともに、お子様の健やかな成長を祈る物として、節句のお飾りにも使われています。
昔は「動くおもちゃ」が少なかっただけに、引っ張ると動く鯛車などは、小さな子供の目を引いたに違いありません。
話し変わって、「鯛車焼き」と言うのがあるのをご存知ですか?
鯛焼きではありません。
先日たまたまホームページで知って、ちょっと驚きました。
形は鯛焼きに似ていますが、やっぱり世の中には何でもあるのですね。
鯛車は、おめでたいお正月のお飾りなどにもピッタリです。
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楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。
紅葉
今年の紅葉は少々遅れ気味でしたが、それでも自然の営みは正直で、朝夕の冷え込みとともにこの地方でも紅葉の最盛期となりました。
近くのお寺のモミジの色づきは、毎年見事なほどの鮮やかな色合で、晴天の日には青空に映えて訪れる人の目を楽しませてくれます。
しかし紅葉が進むにつれ、年の瀬も迫ってきて、何やら身辺もあわただしくなってくる時期でもあります。
落葉が始まると益々冷え込む日も多くなってきます。
皆様方風邪などひかぬよう、十分お体に気をつけてお過ごしください。
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ちりめん細工・顔 子供雛
お雛様の季節にはまだ少し早いのですが、松阪ちりめんお細工物の会の教室では、11月にお稽古をしています。
この作品はお内裏様です。
作者には誠に失礼ですが、最初に拝見したときにはちょっと驚きました。
近寄ってみると目が大きく、しかも大きな糸玉になっています。
普通はもう少し小さな目にするところですが、かなり大きな目で、しかも飛び出しそうな付け方です。
しかし何度も見ているうちに、まことに愛嬌があってとてもかわいらしく、ついつい引き込まれてしまいました。
日本人の目はこの50年間の間に、いつの間にかアニメのキャラクターの目のように、まん丸のクリッとした形が増えてきました。
ちりめん細工の作品も古典の技に裏付けながらも、時代の流れに沿った作品が生まれてきても当然のことかもしれません。
とにかく魅力的な目で、しかもかわいらしいお顔です。
ちりめん細工の子供雛は、こちらのブログページでもご紹介しています。
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縮緬細工・猿
実はこの作品、2004年(平成16年)申年の干支に作成した物です。
なぜ今頃猿なの?と思われる方もあるかも知れません。
このところ野生の猿、いのししや熊までが人間の住環境にまで入り込み、人を襲ったりすることが全国的に多発しています。
直接的な原因は、異常気候による野生動物の食糧不足や、森林の開発が原因だそうですが、人間と野生動物の共生はなかなか難しいものです。
さてこのちりめん細工の猿は、猿の特徴をまったくうまく捉えており、いかにもいい子の「お猿」といった感じがします。
そして顔の表情も穏やかで、人に噛み付いたりするような顔をしていません。
ちりめん細工は一つの新しい作品を作り出すまでに、長時間の試行錯誤と試作の段階を経て生まれると言うことです。
私にもそんな努力と執念の一かけらでもあったらな、といつも思うのであります。
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縮緬細工・跳んだり跳ねたり
江戸時代から作られてきた玩具ですが、実は「跳んだり跳ねたり」という名前は正式なものではないかもしれません。
遊ぶときにはウサギの顔の下の竹を”ピコピコ”すると、ぴょんぴょん跳ねるので、このような名前を付けたものと思われます。
小さなお子さんの目の前に出すと、結構面白がって遊んでいますので、玩具としての役割は十分に持っています。
江戸時代のちりめんで作られたこんなおもちゃがあったとしたら、余程の上流階級のお子様が使っていたに違いありません。
うさぎの代わりに獅子など、結構おめでたいものが乗った作品も多いので、お正月や節句のちょっとしたお飾りにも最適です。
そういえば来年は卯年。
うさぎさん大活躍の年ですね。
今、来年の干支の作品も考案中のようで、出来上がりが楽しみです。
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