縮緬細工・せみ袋
いやぁ?、暑いですね!
何度暑い暑いと言っても、ちっとも涼しくなるわけではありませんが、ついつい口癖のように言ってしまいます。
おまけに最近は町中の木にもクマゼミの集団が取り付いていて、一斉に鳴こうものなら暑さも百倍に達しようと言うもの。
しかし遠くで鳴いている音色は、暑さを和らげてくれる清涼剤になる時も。
セミには申し訳ありませんが、涼しげな泣き声を届けて欲しいものです。
ちりめん細工のせみ袋は10cmにも満たない大きさですが、セミの特徴である「目」をうまく捉えています。
おまけに使う材料の色柄によっては、世界中に一匹しかいない新種のセミが誕生します。
特に左側のセミのように、胴の部分を継ぎ足して作ると、なかなかかわいいセミが出来上がります。
まあ見ているだけの人間にとっては、とても楽しい作品の一つです。
猛暑のさなか、熱中症などにかからぬよう特にお気をつけられ、からだをおいといくださいませ。
http://e-chirimen.com/
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。
縮緬細工・玩具
江戸時代から続く赤ちゃんをあやすおもちゃ。
泣く子をあやすには棒をクルクル回しながら、気を引くように出来ているのでしょう。
そして小さなでんでん太鼓も付いていて、音も出るようになっています。
一般的には和紙で作ったこのような玩具が、たくさん保存されています。
でもちりめん細工の古作にも、このような玩具がたくさん残っていますので、ちりめんを材料に作られていたことも事実です。
もっとも江戸時代に「ちりめん」が使える家庭は少なく、きっとお大名のおうちかお金持ちの町家で使っていたに違いありません。
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縮緬細工・あさがお袋
うっとうしい梅雨が明けるのが待ち遠しい今日この頃です。
でも梅雨が終わると、暑い暑い本格的な夏がやってきて、これまた何となく気だるい季節に突入します。
そんな猛暑の時期に庭先の日陰に咲く朝顔は、ホッと一息涼をもたらしてくれます。
紫、ブルー、ピンクなど、淡い独特の色合はいかにも涼しげで、気分を癒してくれる天然の”クーラー”かもしれません。
そして私の頭の中では、朝顔というと「水まんじゅう」。
子供の頃に、あるおうちの縁側で出してもらった冷たい水まんじゅう。
縁側のそばには朝顔が植えられていて、そのブルーの花と淡い緑の葉がいかにも涼しげで、水まんじゅうのヒンヤリとしたおいしさをより引き立ててくれました。
おっと!きょうはちりめん細工の朝顔袋のお話でした。
猛暑の中に、ちょっとした涼を運んでくれそうな朝顔袋。
お部屋に飾れば暑い夏も少しは過ごしやすくなるのでは。
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縮緬細工・六角箱
直径が20cmほどの六角形の押し絵でつくった小箱です。
松阪ちりめんお細工物の会講習会では、6年目のお稽古に入っている作品ですから、つくるのもそう簡単ではなさそうです。
もちろん中にもちゃんと物を入れることの出来る実用小箱ですが、ちょっとしたお部屋の飾りにも素敵ですね。
こんなかわいい小箱が置いてあると、ついつい中身が気になって、そっとあけてみたくなるのでは…..。
ちりめん細工には「用」と「美」を兼ねた作品も多く、見て楽しい、使って嬉しい独特の世界を作り出しています。
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