桜の花も散り始めると、もうすぐ端午の節句。
端午の節句のお飾りに欠かせない物の一つは、この兜ではないでしょうか。
兜袋は、私が毎度の下手な講釈を言うまでもなく、武具の兜を模して袋にしたものです。
古来より武家では、甲冑を家の守り神にしていたとも聞きますから、その象徴ともいうべき兜は、特に大切に扱われてきたものと思われます。
江戸時代になって世の中に平和が訪れるとともに、兜もその本来の使命を終えたわけですが、武家の末永い繁栄を祈る飾りにもなっていたようです。
いつの時代も強くたくましい男の子に成長して欲しいと願う親の気持ちが、兜が端午の節句の飾り物に定着した理由なのでしょう。
私が子供のころには「がき大将」といわれる子供がいて、自分の軍団を率いては他のグループとけんかばかりしていました。
でも自分の身内の子にはやさしく、困ったことがあるといつも助けてくれました。
さすがに「大将」という名前が付いているだけあって、たいそう魅力的でやさしく、まわりの子供たちをひきつける何かの魅力を持っていたのです。
最近ではこういうキャラの男の子を見かけなくなってしまいましたが、やっぱり男の子は「気は優しくて力持ち」がいいですね。
いずれにしてもお子様の健やかな成長をお祈りするとともに、優しくてたくましい子供に育って欲しいと願います。
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