ちりめん細工・鶴の押し絵箱

ちりめん細工・鶴の押し絵箱

鶴をかたどった押し絵をした小箱で、2005年「松阪ちりめんお細工物の会」作品展に出品された作品です。

卵を産んだばかりの鶴が、巣の中で卵を抱いている様子に見えませんか?
私にはそのように見えるのですが…..。

「鶴の恩返し」に代表される鶴に関する民話は、全国各地に存在しています。
よく考えてみるとこの民話、なかなか複雑な要素を含んでいるように思うのです。

「自分が良いことをすると、必ず自分の身にも良いことが帰ってくる」という教訓を教えているようにも思います。
しかし「決してのぞいてはいけない」という約束を守れない、愚かな人間の心理を突いた、人間の持つ悲しさをも表現しているように思われます。

私のように頭がカラッポな人間は、つい難しいことも考えてしまいますが、実は、この箱は何かに似ていると、内心そんなことばかりを考えてしまうのであります。

つゆが明けると暑い夏。
子供たちにとっては、長ぁ?い夏休みがやってきます。
小学校の夏休みに行った、キャンプの夕ご飯。

薪で炊いたご飯に、ボンカレーなどをかけて食べた覚えはありませんか?
おいしかったですね。

そのときご飯を炊くのに使った物は?
そう、
「飯ごう」です。

ごめんなさい。
けっしてこの押し絵の箱は、「飯ごう」ではありませんよ。
念のため。

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楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。


ちりめん細工・金魚鉢

ちりめん細工・金魚鉢

このところはめっきり暑い日が続くようになってきました。
お部屋の中にこんな金魚鉢が何気なく置かれていると、少しはヒンヤリした気分も味わえるというもの。
しかも、面倒な水かえも不要とあらば、私のような面倒嫌いにはうってつけ。

でもこの金魚袋、つくるのはなかなか簡単ではないということです。
私にはよく分かりませんが、教室でも一年目の制作作品に入っていたものが、二年目に昇格したほどです。

江戸時代からの古作を拝見していると、同じようなつくりであっても、いろいろなバリエーションがあって、とても楽しめる作品の一つです。
もっとも金魚にはいろいろな種類がありますから、こんな金魚を作りたいと思った作者の創意工夫が、色濃く反映されていますね。

暑い夏がやってくる前に、鬱陶しいつゆが始まります。
体調には十分注意して、ちりめん細工の制作にお励みください。

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ちりめん細工・ピエロと創作小箱

ちりめん細工・ピエロと創作小箱

箱の中からピエロが顔を覗かせています。

直径が10cmにも満たない小箱ですから、小さな作品です。
箱の上と底の部分は、テープを編んだようなもので、押し絵のように作られています。
色取りが何ともオシャレな感じで、小さな小物を入れる小箱にはうってつけ。

箱から顔を出しているピエロは、ブローチなどにもなるということで、ピンがついています。

それぞれの作品を見ていても楽しいのですが、こうやって一緒に飾ったりすると、それぞれの作品の持ち味が引き立てあって、素敵な雰囲気をかもし出すものですね。

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もう梅雨が近づいてきたのでしょうか。



ありこちでアジサイの花が咲き始めました。

当地では今日は朝から雨模様。
そろそろ梅雨の前触れでしょうか。

梅雨といえばなんといってもアジサイの花。
鬱陶しい季節に見る淡い少しパステルっぽいブルーの色調は、いやな季節の雰囲気を一変させてくれる雰囲気を持っています。

ちりめん細工のアジサイも、季節を代表する作品として、製作日数がかかる面倒な作品のようですが、やはり人気の高いものです。
いろいろな色に変化するアジサイの魅力を、ちりめん細工に作り上げた作品も、また大きな魅力がありますね。

梅雨の小雨に煙るアジサイの花も、本当に魅力的で、気持ちを落ち着かせてくれます。

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