風船袋と少し大きめのくくり猿を、つるし飾りにした作品です。
地方によっては、つるす作品の種類や順番、さらには数を決めておられるところもあるように聞いています。
松阪ちりめんお細工物の会では、特に作品の種類を特定していることはなさそうです。
ただ、つるす作品の数は50個にしているとのこと。
一本の紐に7個、輪の周りには7本を下げ、中心に1個をさげたものを一応の目安にしてしています。
まあこのつるす作品の数には諸説があるようですが、地方によってあるいは「いわれ」によっても、特にこだわることもないのでは。
つるし飾りのような作品は、地方色やいわれに基づいた数を基本にすることも、作品作りのうえで大切のような気がします。
遠くから見ると「風鈴」にも見えたりします。
これから夏に向けて、風通しのよい場所などに鈴とともにつるすと、ちょっとひんやり感を味わえる、そんな楽しみ方もあるかもしれませんね。
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