ちりめん細工・風船袋のつるし飾り
風船袋と少し大きめのくくり猿を、つるし飾りにした作品です。
地方によっては、つるす作品の種類や順番、さらには数を決めておられるところもあるように聞いています。
松阪ちりめんお細工物の会では、特に作品の種類を特定していることはなさそうです。
ただ、つるす作品の数は50個にしているとのこと。
一本の紐に7個、輪の周りには7本を下げ、中心に1個をさげたものを一応の目安にしてしています。
まあこのつるす作品の数には諸説があるようですが、地方によってあるいは「いわれ」によっても、特にこだわることもないのでは。
つるし飾りのような作品は、地方色やいわれに基づいた数を基本にすることも、作品作りのうえで大切のような気がします。
遠くから見ると「風鈴」にも見えたりします。
これから夏に向けて、風通しのよい場所などに鈴とともにつるすと、ちょっとひんやり感を味わえる、そんな楽しみ方もあるかもしれませんね。
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楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
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松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
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ちりめん細工・創作袋
普通に持ち歩いたり、机に置いただけでは普通の袋。
ところがちらりと底を見ると、何と歌舞伎の名作「連獅子」(だと思いますが)の一場面が現れます。
袋の本体は古い丸帯でできていますが、底の部分はたいそう凝ったつくりになっています。
古作にも何気ない袋なのに、底を見ると「アッ」と驚く細工がしてある作品が多いですね。
さてどうして見えないはずの底に凝るのか、この点については諸説があるようです。
いわば江戸時代の倹約令等々で培われてきた、日本人特有の隠れたオシャレとの説。
もう一つは、かつては袋を畳や机の上に置くのに、写真のように底を人の方に向けておいたとか。
まあ私にはどれが真実なの分かりません。
でもオシャレですよね。
何の変哲もない袋の底が、チッラと見えたときの驚きは、言葉にできないほどの新鮮味を感じます。
さて、皆さんも挑戦されてはいかが!
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ちりめん細工・蝶袋
初夏のこの時期、ちょっと外に出ると蝶々を見かけることが多いですね。
かつてはどこにでもいた蝶々ですが、以前に比べるとかなり数も少ないようです。
でも一時期よりは少しだけ数も増えてきたみたいで、それだけ農薬等々の有害物質が減ってきたということなのでしょうか。
ちりめん細工の蝶は、羽や胴体の色柄を工夫するだけで、無数の種類が出来上がってきます。
世界中には何万種類もいるそうですが、ちりめん細工の蝶のほうが、もっと種類も多いぞ!
いつも感心するのは、羽根の部分の柄などは、いかにも蝶の雰囲気を捉えていて、こんな蝶がいても不思議ではないかもしれません。
こういった蝶の雰囲気を捉えて、作品に使う材料を吟味するのも、ちりめん細工の醍醐味なのでしょう。
むさくるしい男の私には、なかなか理解できない感性をお持ちの女性は、本当にうらやましい。
やっぱりちりめん細工は、女性の独特の世界なのでしょう。
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押し絵の小箱 金魚
2005年の「松阪ちりめんお細工物の会」作品展に発表された、小さな押し絵の小箱です。
ゴールデンウィークも終わって、そろそろ初夏に向けた季節には、ぴったりの模様、色合いの作品です。
高さが10cmもないほどの大きさなのですが、なかなか存在感を持った色柄が印象的ですね。
金魚が吐く泡まで表現されていて、さすがに女性らしいこまやかな気配りがたまりません。
暑い季節になるといかにも涼しげで、気分もスッキリするような雰囲気がたまりません。
とにかくちりめん細工には作品のテーマとともに、色合いの妙も季節感を伝える重要な要素かもしれません。
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ちりめん細工・玩具
むかぁ?し昔の時代には、たぶん赤ちゃんをあやすために、くるくる回したり振ったりして使っていたおもちゃのようです。
太鼓のようなところには鈴が入っていたり、またでんでん太鼓のような丸い玉で、振ると音が出るようになっているものも多いですね。
この作品は上の飾りは押し絵でできていますが、実際の玩具は一般的に、犬や鯛などのおめでたい生き物が使われていることが多いのが、こういった玩具の特徴です。
泣いている赤ちゃんをあやすために、視覚と聴覚に訴えたおもちゃを、昔の人は見事にちりめん細工の世界に取り入れています。
色々な種類の本物を見たことがありますが、たとえばサザエさんやらリカちゃんなんかがあれば、きっと面白いでしょうね。
いずれにしても昔の人は、見るものすべてからヒントを得て作品を作っているところは、本当にすごいことですね。
今ホームページでも、ほかの玩具もご紹介しています。
ぜひご覧くださいね。
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