今年の「松阪ちりめんの細工物の会」作品展のご案内はがきは、一見すると宝船に見えますが、実は桃太郎の鬼退治の物語を作品にした、教室全員の合作です。
桃太郎の乗った船もお宝が満載で、ちりめん細工ファンの方にはその中身の作品も気になるところでしょう。
そのご紹介はのちほどに譲るとして、きょうは宝の船の横に展示された、退治されていじけている鬼さんたちの表情に注目してみました。
この鬼さんたちは、顔やボディーも綿をつめただけでできているそうですが、顔の表情や、筋肉隆々のからだの凹凸はいったいどうやって作るのか?
私にとってはいつまでも謎のままで、不思議でなりませんね。
さてちょっとのぞいて見ると…..
ウーン!
沈思黙考。
もうどうにでもしやがれ!
金棒を取られた鬼はても足も出ん!
困ったなぁ。
赤鬼さんの自慢のお肌も、黄色くなっちまったぜ!
鬼は青ざめないんだい。
どうです皆さん、面白いでしょう。
この鬼さんたちは、正統派ちりめん細工とは言いがたいのでしょうが、普段は古作から復元した作品を中心に制作されている会の皆さんにとっても、違う側面からの作品作りができたのでは?と思ってしまいました。
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