ちりめん細工・蝶袋
春もたけなわ。
野の花々がいっせいに開花し始めると、どこからともなく蝶々がやってきます。
ちりめん細工の蝶袋は、もちろん胴の部分が袋になっていて、やはり琴爪入れやにおい袋などに使われていた、実用的なお細工物の作品です。
かなりポピュラーな古作(江戸時代からの作品)ですが、材料として使う色柄によっては、ものすごく個性的な蝶々が出来上がります。
作者の感性とあいまって、使用する材料の組み合わせによって作品が大きく変わるのも、ちりめん細工の醍醐味なのでしょう。
これからの時期は街中でも蝶々を見かけることがあると思いますが、この蝶袋がどれだけ本物の蝶々の特徴をうまく捕らえているか、思い出してみてください。
http://www.e-chirimen.com/
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
ちりめん細工・鯉(こい)のぼり?
♪甍(いらか)の波と雲の波 重なる波の中空を
橘(たちばな)かおる 朝風に 高く泳ぐや 鯉(こい)のぼり♪
鯉のぼり(文部省唱歌)
お花見も終わって一段と暖かさが増してくると、広い庭のある郊外のおうちでは、こんな鯉のぼりを見かけます。
ずっと前にはどのうちの庭も広く、あちこちいたるところで鯉のぼりを見かけましたが、最近ではベランダにちょこんと飾られた鯉のぼりも多くなりました。
澄み切った五月晴れの青空に泳ぐたくさんの鯉のぼり。
いったい何匹の鯉がいるのかな。
おやおや、この鯉のぼりなんか変だ!
全部まっすぐに右を向いているぞ。やっぱりおかしい。
実はこれ。
この写真を90度時計回りにしたもの。
うーん!どこかで・・・みたぞ!
やっぱりどこかで見たことが・・・。
ここでピンと来た方は、テレビの見すぎ。かな?
そうそう、チンパンジーの何とか君が・・・。
さすがに白い雲は浮かんでいませんが、まことに面白いトリックですね。
鯉のぼりならぬ、鯉吹かしの場面でした。
(この作品は今年の松阪ちりめんお細工物の会作品展に出品された、ちりめん細工の鯉袋をお借りして撮影したものです)
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