春もたけなわ。
野の花々がいっせいに開花し始めると、どこからともなく蝶々がやってきます。
ちりめん細工の蝶袋は、もちろん胴の部分が袋になっていて、やはり琴爪入れやにおい袋などに使われていた、実用的なお細工物の作品です。
かなりポピュラーな古作(江戸時代からの作品)ですが、材料として使う色柄によっては、ものすごく個性的な蝶々が出来上がります。
作者の感性とあいまって、使用する材料の組み合わせによって作品が大きく変わるのも、ちりめん細工の醍醐味なのでしょう。
これからの時期は街中でも蝶々を見かけることがあると思いますが、この蝶袋がどれだけ本物の蝶々の特徴をうまく捕らえているか、思い出してみてください。
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
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