ちりめん細工・鳥兜(とりかぶと)

ちりめん細工・鳥兜

ちりめん細工の鳥兜です。正確には「鳥兜袋」と言ったほうがいいのかもしれません。
もちろん頭の部分は、袋になっています。

端午の節句が近づいたときにこの作品を紹介すると、節句のお飾りのように思われがちです。
この鳥兜は、大阪四天王寺に奉納される神楽の衣装(道具)をヒントに、長い時間をかけて創作された作品です。
たいへん格調の高い作品と言えます。

新しい作品を創作するには、根気と長い時間がかかるようで、私のように講釈ばかり言っている人間には、その苦労と言うものは分かりません。
でもこうやって新しい作品が誕生してこそ、ちりめん細工の奥深さも加わっていくことは間違いありません。
頭が下がります。

ところでご覧になっている皆さん。ゴールデンウィークに入り、初夏を思わせるような陽気が続くと、お出かけも多くなって、ついつい机の前でじっくりとお裁縫・・・なんて、少なくなってきませんか?

毎年のことですがこの時期になると、ホームページやブログのお客様が少しずつ少しずつ・・・少なくなっていくんですね。
と、いうことは?
きっと作品を作られる方も徐々に徐々にお休み期間入りかな?

さみしいですね。(間違いでしたらご勘弁)

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楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

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松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。


母の日のプレゼントに紫織庵のポーチはいかが。

紫織庵のポーチ

そろそろ母の日も近づいてきました。

今年のプレゼントは何にしようかな?と考えていらっしゃる方。
京都の老舗「紫織庵」のポーチはいかがでしょう。

ちりめんの生地を、紫織庵独特の大正友禅で染め上げた小裂を使用しています。
和の雰囲気を漂わせながら、洋のデザインも兼ね備えた逸品です。

価格
    左  3,990円
    中  5,040円
    右  2,940円

[松阪市商店街連合会企画]

抽選で紫織庵のポーチをプレゼントします。

詳しくはここをクリック

http://www.shiorian.com/

紫織庵のホームページです。


ちりめん細工・ぼたん(牡丹)袋

ちりめん細工・牡丹袋

ちりめん細工の牡丹袋です。
花が満開の状態にすると、直径が20cmくらいにもなる大きな作品です。

もちろん名前のとおり下側が袋になっていて、ちゃんと物が入れられるようになっています。
さて昔のお嬢様は何を入れたのでしょうか。

そろそろ本物のぼたんの花の開花情報も伝わってくる時期ですが、このお花は朝つぼみだと思ったら、お昼ころには満開なんてこともあって、なかなか見どころが難しいですね。
しかしこの花が咲きそろったところは、まさに圧巻!
まことに存在感の強い花です。
「立てば芍薬すわれば牡丹、歩く姿はゆりの花」

なんて、昔から美人のたとえですが、牡丹の花に似た美人とは?いったいどんな方なのでしょう。
興味深いですね。

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ちりめん細工・熊に乗った金太郎

ちりめん細工・熊に乗った金太郎

端午の節句も近づいてきました。
節句のお飾りには昔から「付き物」の熊に乗った金太郎。
金太郎伝説をもとに作られた作品です。

童話の中で金太郎は、相模の国足柄山でからだを鍛え、熊と相撲をとって勝ったので、このように熊を家来にして熊に乗って遊んだなどなど、楽しいお話がたくさん残っています。

いずれにしても強い男の子の象徴で、昔からこんな強い男の子に育って欲しいとの願いをこめて、端午の節句のお飾りに加えられたのでしょう。

ちりめん細工は季節の花鳥風月を題材にした作品から、童話や民話などから想像した物語性のある作品までつくられていて、ほんとうに楽しい世界です。

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縮緬(ちりめん)細工・端午の節句・桃太郎の鬼退治

端午の節句・桃太郎の鬼退治

まだまだお花見も終わっていないところもあると言うのに、端午の節句も近づいてきました。

これは今年の「松阪ちりめんお細工物の会」作品展に出品された、桃太郎の鬼退治伝説から想像した作品です。

この伝説については皆様よくご存知で、もうお話すべきことはございません。
昔から「強い男の子に育って欲しい」との願いがこめられて、端午の節句のお飾りに仲間入りしたのでしょう。

そして、やっぱり「日本一」ののぼりをもっています!

いいですね、日本一。

NHKの大河ドラマ「篤姫」をご覧になっている人も多いかと思います。
第13代徳川将軍家定の御台所天璋院(篤姫)の幼名は「一」(かつ)。

そのかつが「日本一の男の嫁になる」、と言った場面を覚えていらっしゃる方もあるかと思います。

結局言ったとおりに「日本一」の男の嫁になったわけですが、この一(かつ)というお姫様、当時としては「主張する女性」だったらしく、また努力家との話も伝わっていて、近代女性のさきがけであったようです。(ドラマによると)

※このかつ(天璋院篤姫)、ちゃんと写真まで残っています。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%92%8B%E9%99%A2

毎度のごとく話が横道にそれました。ご勘弁。
本日は一(いち)のお話でした。

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新ブログに移行後、平成26年6月14日以前の投稿に不具合が生じております。ご容赦をお願い申し上げます。
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