少し前に豪華絢爛のお雛さま(雛人形)をご紹介しましたが、両脇に飾ってあるお飾りについて、少々講釈を並べます。
お雛様の左側を注目!
私は講釈だけで、作品はつくることがかないません。(涙)
お雛様のお飾りといえば、桃と橘が定番のようですが、江戸時代の、特にお武家のお雛様には、いろいろなお飾りを見ることができます。
七宝手まりの下げ物
直径3.5?ほどの小さな七宝手まりに、つまみ細工のお花をあしらってあります。
お子様の健やかな成長を願って飾られるものです。
桃と橘
下げ物と同じ大きさの七宝手まりを、桃と橘に見立てたお飾りです。
犬筥(いぬばこ)
むずかしい漢字ですが、「いぬばこ」と読みます。
お雛様のお守りとして、古い古いお雛様のお飾りにはよく見かけます。
この犬筥は上が袋になっていますが、元の犬筥はほんとうの箱。
とても可愛らしいのです。
もっとたくさんのお飾りを紹介したいところですが、一度に紹介してしまうと、たちまちネタぎれとなってしまいます。
つづきは来年のお楽しみ!(笑)
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月1日(土)→9日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
※3月6日(木)は休まず営業
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