高さ8cmほどのちりめん細工の桃袋です。
桃は梅に比べて木の数が少ないのか、余り見かけませんが、濃い桃色の花は寒い冬にはひときわ鮮やかな印象を与えてくれます。
お正月を過ぎ新春を迎えると、もうあっという間に桃の節句(雛まつり)がやってきます。
同じくらいの時期に咲くのに、なぜ桃の節句があって、梅の節句にはならなかったのでしょうか。
本日のお勉強です。
『桃李不言、下自成蹊』
ご存知の方も多いと思いますが、中国の有名な書物「史記」の中の司馬遷の漢文です。
読みは「トウリ モノイワザレド シタ オノズカラ コミチヲナス」
「桃やすももは何も言わないが、美しい花やおいしい実があるため、自然と人々が集まるので、その下には、おのずから小道ができる」という意味です。
転じて、「人望がある人のところには、派手に宣伝したり、特別な策を弄さなくても、自然と人々が集まってきて尊敬を集めるという意味」だと習いました。(高校時代の漢文の授業)
うちのお店もこのようにならなければ・・・。
管理人はひたすら願いつつ、謙虚に謙虚に働くのであります。
「おじさぁ?ん。桃とスモモはどこが違うのぉ??」
「エッ!あのぉぉぉぉ・・・・」(汗)
今度調べておきます。
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