ちりめん細工・うぐいす(鶯)袋
これはちりめん細工のうぐいす(ウグイス)袋。10?ほどの作品です。
うぐいすはよく似たメジロに比べると、その姿は決して美しいとはいえません。
ところがメジロは「チッ、チッ」としかさえずることができないのに比べ、うぐいすは誰もがしっている「ホォーホケキョ、ケキョ・・・」と、美しい鳴き声でさえずります。
もっとも早春の鳴き始めはメジロ同様のさえずりしかできませんが、2月、3月と時を経るにつれ見事な声でさえずり始めます。
お勉強の成果なのでしょうね。
左側に見えているのは小さな梅袋。「梅にうぐいす」などという言葉は、わが国固有の「付き物」。やはりよく似合います。
「牡丹に蝶」とともに、ちりめん細工にとっても大切な付き物です。
何やら子供のころによくやった、花札の世界になってしまいました。
http://www.e-chirimen.com/
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月1日(土)→9日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
※3月6日(木)は休まず営業
ちりめん細工・梅袋
日本各地から梅の開花が伝わってきます。梅は浅春のシンボルですね。
これはちりめん細工の梅袋。直径12?ほどの大きさで、ちりめん細工作品の中では初級の代表作です。
しかし、初級の作品といえども決してあなどってはいけません。
よぉ?く見てください。
花弁の美しいカーブ、丸み。
そして隠れたところにも基本中の基本が凝縮されています。
このようにフォルムの美しさと立体感を調和させるには、かなりの技術が必要です。
この美しいフォルムを作り出すには、古布ちりめんとその風合いに見合った材料も必要。
そこでオリジナルの無地ちりめんをつくって、古布との取り合わせに最適な風合いの材料を提供しています。
多くのちりめん細工関係書籍には、梅袋のつくりかたも紹介されています。
さぁ、皆さんも挑戦してみては・・・!
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月1日(土)→9日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
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立春ももうすぐ。ひな祭りの話題が全国各地から聞こえてきます。
今回ご紹介するのは、2006年「松阪ちりめんお細工物の会」作品展に発表されたお雛さま。
上の写真をご覧になった限りでは、お雛さまとお内裏様が仲良く並んだ普通のお雛さま。
ところがこうして接近してみると、超豪華、絢爛たるお雛様です。
すごいでしょう。この迫力。
お顔の大きさは小指ほどですが、その装束の大きさは30?ほど。
そして豪華絢爛だけではなく、お雛様のえり元など、お顔から装束に至るまでの細かな作業の細やかな美しさ。
なんとも素晴らしいちりめん細工のお雛様の傑作です。
余りにも素敵なので、もう1つ写真を追加します。
恐れ多くも上のほうから撮影させていただきました。
お雛様には急遽お出ましいただきましたために、おぐしが少々乱れ気味でございます。
大変失礼をいたしました。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
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□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
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http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
昨年の作品展の様子
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お正月がきのうのように思える今日この頃です。
でも日本国はもう雛まつりの話題がいっぱいで、お正月から一気に雛まつりですね。
うちのお店でも、ミズネットワーク松阪の呼びかけに参加して、店頭にちりめん細工のお雛さま(雛人形)を飾りました。
ほんとに小さなちいさなちりめん細工のお雛さまですが、お内裏さまとともに高貴なお顔と表情がとてもステキですね。
左に見える、傘にちりめん細工の小物がぶら下げてあるものが「傘福」。
傘福はお雛さまを飾るとき、その脇に飾ったという、お子様の成長を願う縁起物です。
お雛様とともに飾る飾り物は、他にも「つるし飾り」、「つり雛」、「輪下げ」という呼び名のものがあります。
全国的には、伊豆稲取、九州柳川、東北酒田がとても有名で、観光の目玉にもなっています。
ホームページではたくさん「つるし飾り」、「つり雛」、「傘福」などを紹介しています。
松阪の商店街の店頭は、お雛さまでいっぱい!
ぜひ見に来てくださいね。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月1日(土)→9日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
※3月6日(木)は休まず営業
昨年の作品展の様子
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ちりめん細工・桃袋
高さ8cmほどのちりめん細工の桃袋です。
桃は梅に比べて木の数が少ないのか、余り見かけませんが、濃い桃色の花は寒い冬にはひときわ鮮やかな印象を与えてくれます。
お正月を過ぎ新春を迎えると、もうあっという間に桃の節句(雛まつり)がやってきます。
同じくらいの時期に咲くのに、なぜ桃の節句があって、梅の節句にはならなかったのでしょうか。
本日のお勉強です。
『桃李不言、下自成蹊』
ご存知の方も多いと思いますが、中国の有名な書物「史記」の中の司馬遷の漢文です。
読みは「トウリ モノイワザレド シタ オノズカラ コミチヲナス」
「桃やすももは何も言わないが、美しい花やおいしい実があるため、自然と人々が集まるので、その下には、おのずから小道ができる」という意味です。
転じて、「人望がある人のところには、派手に宣伝したり、特別な策を弄さなくても、自然と人々が集まってきて尊敬を集めるという意味」だと習いました。(高校時代の漢文の授業)
うちのお店もこのようにならなければ・・・。
管理人はひたすら願いつつ、謙虚に謙虚に働くのであります。
「おじさぁ?ん。桃とスモモはどこが違うのぉ??」
「エッ!あのぉぉぉぉ・・・・」(汗)
今度調べておきます。
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