端午の節句も近づいてきました。ちりめん細工の金太郎
お子様の健やかな成長を願う、端午の節句。
節句のお飾りにはぴったりの金太郎です。
この金太郎さん、ちょっと色黒ですが、最近ハワイに行って遊んできたそうです!?(どうもウソくさいですネ)
お子様の元気で健やかな成長を、心よりお祈りしております。
端午の節句も近づいてきました。ちりめん細工の金太郎
お子様の健やかな成長を願う、端午の節句。
節句のお飾りにはぴったりの金太郎です。
この金太郎さん、ちょっと色黒ですが、最近ハワイに行って遊んできたそうです!?(どうもウソくさいですネ)
お子様の元気で健やかな成長を、心よりお祈りしております。
我輩は、ちりめん細工の犬張子である。
縁あってこの店にやって来て、かれこれ15年。
以後この店の片隅に陣取って、看板むすめ、いやいや看板犬として一部始終を見守っている。
ご覧のとおり自慢の白い毛も黄ばみ、立派なよだれかけも色あせ、おまけにその紐は破けてきた。
まあ、貫禄というもので、それだけ長い間この店に君臨している。
この店の看板は、「きもの」以外にもう一つあって、それは「ちりめん細工の教室」だ。
この教室を始めてから今年で16年目になり、我輩より先輩である。
何とこの教室は、7年間で終了という長期にもかかわらず、今までに卒業した人は18人にのぼる。
それにしても女性の根気強さには、全く恐れ入る。脱帽!(えっ、お前には帽子がないって?まあ、そんな堅いことをおっしゃるな。)
この時期になると、我輩の本来の仕事である、お子様の健康で元気な成長を願う仕事に忙しい。
毎年端午の節句、桃の節句は大変である。
しかしこれだけ長い間この店に君臨していると、ツラばかりがでかくなってくる。
紳士淑女のご来店をお待ちしているが、お目にかかることがないうちに、せっかくの毛並みや衣装がこれ以上薄汚れないよう、気をつけよう。
ご来店の折には、必ず我輩にお声がけ下され。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
端午の節句も近づいてきました。
ちりめん細工には、節句や季節にちなんだ作品がたくさん用意されています。
これは端午の節句に、お子様の健やかな成長を願う、兜袋です。
《立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹、歩く姿は百合の花》
という言葉があります。美しい女性をたとえる表現です。
いずれも美しい花ですが、なぜ芍薬、牡丹、百合が選ばれたのか私にはわかりません。
牡丹は4月末から5月の初め、芍薬が5月中旬から6月末、そして百合が6月から8月。座っている美人が立ち上がって歩き出す、というような意味の説を唱える方もあります。
私は今まで牡丹と芍薬の区別をしらなくて、全部牡丹だと思ってましたよ。検索エンジンで調べたところ、芍薬と牡丹の違いは、芍薬が草で牡丹が木だそうです。へぇ?!
ところで「ちりめん細工・牡丹袋」は、花芯の黄色い部分が袋になっていて、裏側に紐がついています。昔の上流階級の人たちは「お琴の爪入れ」に使っていたそうです。
なんともお洒落ですね。
ちりめん細工の中でも、最も「季節そのもの」を表現する代表作「さくら袋」。
直径10センチほどの、江戸時代からつくり継がれてきた古作の代表作品です。
文献によると、当時は「琴爪入れ」に使われていたと記されています。
さて今の時代には何に使うかな?
ジュエリーのポーチやポプリやお香を入れた飾りにいかが。
下の写真、花びらの先端にご注目ください。
ちりめん細工の命は「角(かど)」と「丸み」。
これがうまくいかないと、作品の出来ばえが全然違います。
江戸から昭和のはじめにかけて使われた古い「ちりめん」は、ちりめん細工の作品制作素材にぴったりですが、今のきものの生地では厚過ぎて角や丸みがうまく取れません。
弊店ではそのために2種類のちりめん細工材料用のちりめんを、ちりめんの本場丹後(京都府)で別織りして、全国の皆様にご提供しています。
当地では桜の盛りも過ぎようかとしていますが、北の国ではこれからが桜の本番。
お花見をお楽しみください。
もっとたくさんのちりめん細工の作品をご覧になりたい方は、e-ちりめん優遊館ホームページをご覧ください。