
ちりめん細工・指貫
お干菓子のようにきれいに箱に並べられたのは、ちりめん細工の指貫です。
指貫の布の部分はちりめんの耳の部分を使い、芯はたぶんボール紙を使ってあると思います。
材料をこういうふうに使うことができると、とにかく小さな端切れでも捨てることができません。
そもそもちりめん細工の生い立ち自体が、端布の有効活用にあったわけですから、これぞ究極のちりめん細工ということができそうです。
いろいろな指貫を揃えて気分によって使い分けるのも、これまたちりめん細工作品制作の醍醐味というものでしょう。
もっとも最近は運針そのものをする機会がなくなっているとも聞きますから、そうなると指貫そのものが必需品ではなくなっているかもしれません。
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ちりめん細工・七宝袋
ちりめん細工の七宝袋は、匹田絞りを材料に使うと、ふくらみが出て立体感が増した作品に仕上がります。
また赤と黒のコントラストは、何となく「血が騒ぐ」色の組み合わせで、作品作りの情熱まで伝わってくるような感じがします。
もともと七宝とは、仏教の経典に説かれる7種の宝石のこと。
文様関係の書籍によると、七宝文様とは同じ直径の円を円周の四分の一ずつ重ねてゆく文様で、四方が連続しているので「四方」から転じて仏教の七宝(金・銀・瑠璃・瑪瑙・玻璃・珊瑚)の名がついたと解説されています。
ほかの色の組み合わせでつくって見たらどうかとも思うのですが、やはり赤黒の組み合わせは、他にない強烈なインパクトを与えてくれるようです。
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ちりめん細工・籠目(かごめ)袋
名前の通り竹で編んだ籠の編み目の文様を模した袋です。
子どもの頃にはどこの家にでもあった竹籠ですが、良く逆さに置いて中には鶏を飼っている姿を見かけました。
この作品のミソは、まさに庭先のそんな風景を連想して作られています。
材料の布にはヒヨコの柄が使われていますから、作者の発想、連想の豊かさには、まったく舌を巻いてしまいます。
少し余談ながら、籠目の文様はまたわが国の家紋にも使われているほか、イスラエル国旗のダビデの星(六芒星)とも同じです。
さらには童謡「かごめかごめ」の不思議な意味の歌詞などなどを考えると、この籠目文様にはもっと深い意味合いが隠されているかもしれません。
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ちりめん細工・桔梗袋
桔梗は6月ころから咲く花ですが、どうしても秋のイメージが強い花です。
古来からの習いどおりまあ秋の花ということにして、お盆が過ぎると何となく季節にお似合いの花になってきます。
ちりめん細工の桔梗袋はいかにもその花をうまく写した古作で、単純ながら強い説得力を持っています。
この作品もまた簡単そうに見える割には、形を整えるのがたいへん難しいそうです。
もともとはお琴の爪を入れたりする小さな実用袋ですが、今の時代には玄関先に飾ったりするのも、秋に向かっての彩が加わってとてもいいのではないでしょうか。
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ちりめん細工・金魚袋
ちりめん細工の金魚袋は、どこが難しいのかは分かりませんが、見た目ほど作るのが簡単ではないそうです。
古作の中に見ることのできる作品も、ボディー部分が同じでもひれや目の形によって、いろいろな変形金魚ができているようですから、その応用範囲は広そうです。
愛玩用金魚の歴史は古く、ちりめん細工が作り始められた頃には、交配によっていろいろな種類の観賞用金魚が作り出されていました。
そしてその優雅な姿かたちをちりめん細工に写した作品も、今でも数多く見かけることができます。
夏の暑い時期に古風な金魚鉢に入れておうちに飾れば、眺めながら少しは涼しく過ごす事ができるかもしれません。
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