
ちりめん細工・六角箱
箱の中からかわいい赤ちゃんが顔を覗かせています。
椿の押し絵をした六角箱は少し時期はずれかもしれません。
ただ椿を時期の花、たとえば今ならアオイなどに変えれば、季節感にぴったりの作品が出来上がるかも。
また適当に勝手なことを言っていますが、実際に作る人にとってはそんなに簡単なことではなさそうです。
そして厚紙を切ってこの箱の下地を作るのは、形の整え方がかなりたいへんな作業だそうです。
講釈ばかり並べている人間には、いつまでたっても作る人の苦労がわかりません。
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ちりめん細工・うさぎ
10月6日中秋の名月。月といえばうさぎ、という連想をするのは多分私だけではないと思います。
ある時、月といえば?と問いかけられて、「スッポン」などという答えを返したことがあります。
私は風流をたしなむ人間だと自分では思っておりますが、いくら考え事をしていたとはいえ、こういうレスポンスは風流を楽しむわが国の伝統を台無しにするものです。(苦笑)
昔から日本でもお月見、観月にはお団子やススキを飾り、名月を愛でる風習がありますが、平安時代には貴族も大きな宴を催したとか。
また曇り空や雨でお月様が見えないときにも、無月、雨月とか呼んで、月が見えないながらもあたかも月が出ているような風情を楽しんできました。
さて今年は無事中秋の名月を愛でることができますしょうか。
おっと、肝心の作品の講釈をすっかり忘れてしまいました。作者の方、ごめんなさい。
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ちりめん細工・手つなぎ人形袋
古作の中でも人気の高い手つなぎ人形袋袋です。
今までにも古作を含め沢山の作品を拝見してきましたが、同じような形をしていても少しオリジナルな部分が加わったりして、とても変化の多い作品の一つです。
この作品、頭と袋の部分の大きさのバランスが難しく、バランスが狂う何となく不安定な作品になってしまうような感じがします。
もっとも古作を含めてたくさん作品を見ているうちに、見る人作る人によってそのバランスも違ってくるようで、だんだん気にならなくなってしまいました。
個人的には頭の部分が少し大きめのほうが、より可愛らしく見えたりするのですが、それも見る時によって違いますから、余りあてになりません。
男の子と女の子が手をつないだようになった姿は、とても愛くるしく可愛らしいですね。
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金平糖袋
金平糖袋は、やっぱり金平糖を連想する形をしています。
いや、正確にはその逆で、金平糖をヒントに金平糖袋を作ったわけですから。
金平糖が日本に渡ってきたのは江戸時代とのことで、当然ながらちりめん細工の古作の中にも見ることができます。
このお菓子の語源はポルトガル語のコンフェイト (confeito)と言うことなのですが、大学時代のスペイン語の先生が大好きで、何度かこの語源の講釈を聞いた記憶が残っています。
けれどもスペイン語の先生が、なぜポルトガル語の話をしたのか、未だによく分かりません。
子供の頃には食べ物を含めて、周りにはかなり”どぎつい”色合のものが多かったにもかかわらず、この金平糖だけは昔からパステル調の色合で、何となく「ファンタスティック」な雰囲気を持っていたと思いませんか?
結構おおきな袋で、少し可愛らしい色にしたらお嬢様のふり袖姿にもよく似合いそうです。
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ちりめん細工・すずめ袋
かつて農家の庭先では稲の収穫が終わって脱穀が始まると、こぼれた籾をスズメがついばむ姿が、一般的な秋の風景であったような記憶が残っています。
最近ではコンバインで刈入れから脱穀、籾すりまでを行ってしまいますから、このような風景を見ることはできなくなってしまいました。
ちりめん細工のすずめ袋は、同じ鳥をモチーフにしたウグイスやハトなどと同じように、いかにもスズメという特徴が良く表現されています。
細かい部分を見ていても、何がどう違ってスズメになるのかよく分かりません。
最初に考えた人の観察力はたいした物で、それをまた作品に仕上げるセンスは、日本の伝統手芸の真骨頂と言っても過言ではありません。
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