
ちりめん細工・兜袋
そろそろ端午の節句が近づいてきました。
男の子のいるおうちでは、五月人形も飾っておられることと思います。
私が子供の頃には鯉のぼりと五月人形がセットのように飾られていましたが、最近では鯉のぼりを飾るおうちも少なくなったようです。
そして五月人形もかつては段飾りのものも多かったようですが、最近の住環境もあって、だんだん簡素で小さくなってきました。
そんなご時勢の中でも兜がメインになって、太刀と弓矢を組み合わせた飾りが、最も多く見受けられるような気がします。
武家の大将が大切にした兜は、いつまでたっても強い男の子の象徴なのでしょう。
かつては鯉に乗った金太郎のお人形を良く見かけましたが、驚いたことに最近では金太郎の代わりに、何とアンパンマンが乗ったお人形もあるんですね。
しかし端午の節句のお飾りのメインは、やっぱり兜が主役の座を譲ることはなさそうです。
お子様方の健やかな成長を願ってやみません。
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ちりめん細工・うさぎ巾着
桜の季節が終わると、日に日に暖かさが増してきます。
本格的な春を迎えると、私の頭の中にはいつもこのうさぎ巾着が浮かんできます。
江戸時代に作られたと思われる古作ですが、その姿や表情は今の時代にも通じる、ちょっとポップな感じを伝えています。
もともとお守りなどを入れる袋に考え出されたようですが、ちょっとした飾り物にもなかなか素敵。
女の子はもとより、男の子にも喜ばれそうな作品です。
今年の干支は卯ということもあって、うさぎさんの出番も多いですね。
やっぱりうさぎさんは人気者です。
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ちりめん細工・旅茶碗袋
桜の花びらをかたどったこの袋、中には小さなお抹茶用の茶碗(旅茶碗)が入っています。
そして竹筒の中には茶せんと茶杓が収められていて、いわば携帯用野点セット。
私には茶道のことが良く分かりませんが、野点や旅行の時に茶道具を入れるコンパクトな箱、茶箱(茶籠)というものがあります。
昔の人はおそらくその箱のかわりに、もっと近くに出かける時用として、小さくておしゃれな袋を考えたに違いありません。
と、都合のいい想像をしてしまうのですが、ではなぜ桜の花びらなのでしょう。
やはり心うきうき温かくなった春の象徴、桜をイメージしたのではないでしょうか。
お出かけにはそんな気分をイメージした「形」が、デザインとなって表現されているように思われます。
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ちりめん細工・桜袋と蝶袋のつるし飾り
八重の桜と蝶がつるし飾りになりました。
もうこの時期になると、自然の中には蝶々も現れて、いよいよ春爛漫といったところ。
現実には桜の花に蝶が止まることはまずありませんが、ちりめん細工の世界ではありえないことを願望として表現するのも、また楽しい創作の醍醐味です。
蝶袋も八重桜の袋も丸みや角がピッシリ決まって、縫うことの基本が見事に作品に反映されています。
また小さな作品ながらも、ちゃんと内袋まで付いた仕上げは、「用と美」を兼ねるちりめん細工作品の基本に基づいた作品でもあります。
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ちりめん細工・桜袋のつるし飾り
桜の開花が待ち遠しい時期になって来ました。
小さな袋ですが内袋、口紐が付いて、ちゃんと中に物を入れることができます。
つるし飾りに使うには口紐がないほうがすっきりするようにも思いますが、作者の拘りは実用とお飾りの両立を求めるちりめん細工への思いです。
この袋は旅茶碗袋の形によく似ていて、それを少しアレンジしたようにも見えます。
それにしても次から次へといろいろな物を考えるのは、なかなかたいへんなことだと感心しきりです。
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