
金平糖袋
金平糖袋は、やっぱり金平糖を連想する形をしています。
いや、正確にはその逆で、金平糖をヒントに金平糖袋を作ったわけですから。
金平糖が日本に渡ってきたのは江戸時代とのことで、当然ながらちりめん細工の古作の中にも見ることができます。
このお菓子の語源はポルトガル語のコンフェイト (confeito)と言うことなのですが、大学時代のスペイン語の先生が大好きで、何度かこの語源の講釈を聞いた記憶が残っています。
けれどもスペイン語の先生が、なぜポルトガル語の話をしたのか、未だによく分かりません。
子供の頃には食べ物を含めて、周りにはかなり”どぎつい”色合のものが多かったにもかかわらず、この金平糖だけは昔からパステル調の色合で、何となく「ファンタスティック」な雰囲気を持っていたと思いませんか?
結構おおきな袋で、少し可愛らしい色にしたらお嬢様のふり袖姿にもよく似合いそうです。
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ちりめん細工・すずめ袋
かつて農家の庭先では稲の収穫が終わって脱穀が始まると、こぼれた籾をスズメがついばむ姿が、一般的な秋の風景であったような記憶が残っています。
最近ではコンバインで刈入れから脱穀、籾すりまでを行ってしまいますから、このような風景を見ることはできなくなってしまいました。
ちりめん細工のすずめ袋は、同じ鳥をモチーフにしたウグイスやハトなどと同じように、いかにもスズメという特徴が良く表現されています。
細かい部分を見ていても、何がどう違ってスズメになるのかよく分かりません。
最初に考えた人の観察力はたいした物で、それをまた作品に仕上げるセンスは、日本の伝統手芸の真骨頂と言っても過言ではありません。
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ちりめん細工・福助巾着
もともと福助人形は幸福を招くという縁起物。お商売をされているお家の店先にも飾られているのを見かけます。
しかも一説によると福助さんのモデルになった、実在の人物が存在するとか。
一般的な福助人形は垂れ目でちょっと微笑んでいるか、あるいはすました表情が一般的。
でもちりめん細工の福助巾着には福助さんが5人もいて、そのお顔の表情の違いが何ともユーモラスです。
微笑んでいる目、情けないような目、とろんとした目。巾着を一回りさせるとそのお顔は、まるで人間世界の悲喜こもごもを表現しているようです。
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ちりめん細工・市松人形
少ししっとりした色合いのきものを着た市松人形です。
ちりめん細工の市松人形のお顔やボディーは、綿を詰めただけでできています。
ですから顔立ちや表情も、作品ごとに全くさまざまで、それが見るほうにとっては何とも楽しいポイントの一つ。
ふっくらしたほほと細い目が、何ともかわいらしい表情を作り出しています。
市松人形はもともと「着せ替え人形」だったようですから、違う着物を着せてみたらどうか、などと想像してしまいます。
でも現実にはそう簡単にいかないようですから、見るものの欲望だけでは、作者におしかりを受けてしまいそうです。
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ちりめん細工・ほおずき袋
お盆になるとお墓参りに行く人が提げたほおずきの鮮やかな色に、ハッとするほどの驚きを感じることがあります。
ちりめん細工のほおずき袋は、琴爪入れなどに作られていたようですが、今の時代には季節のお飾りとしてもピッタリです。
子どもの頃にはホオズキ笛の作り方を教えてもらって、中の種を取る時に失敗して口に入り、ものすごく苦かったのを覚えています。
今ではホオズキ笛を作る子供は少なくなったと思いますが、昔は自然の恵みを活用して、いろいろな遊びをしたものです。
お盆にはちりめん細工のほうずき袋を、仏様にお供えしてはいかがでしょう。
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