ちりめん細工・うさぎ人形
 
仲良く縁台に腰掛けたうさぎさん。桃取り猿と手まりを持って、何して遊んでいるのかな?
 
今年の中秋の名月は10月4日。ちょっと遅めの年になりました。
うさぎのイメージはどうしてもお月様と重なって、中秋の名月が近づく頃になると紹介したくなります。
 
この人形の顔やボディーは綿を詰めただけで出来ていて、すべてお顔つきや表情が違った作品が出来上がります。
粘土などで作った顔は同じ表情で、それはそれでかわいい顔が出来上がって素敵なものですが、見るものにとっては全てが違う顔と言うのもまた楽しいものです。
 
ちりめん細工は縫うことが基本で作り継がれてきました。
これからも古典的技法で作ることを目指す方々には、出来る限りの作業を縫うことに重点を置いて、作り続けていって欲しいものです。
 
 
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ちりめん細工・這い子人形
 
3人の子供が紙風船とコマで遊んでいる様子を、小さな這い子人形で表現した作品です。
 
ちりめん細工の這い子人形には、大きく分けると2つのタイプがあります。
一つはこの作品のようにお人形になったもの。もう一つは袋になっているものです。
 
いずれもこどもの可愛いしぐさをうまく表現していて、江戸時代から作り継がれてきたとても人気の高い作品たちです。
その人気はなんと言っても小さな子供の身体全体の表情をうまく捉え、いかにも愛くるしい姿を作り出したところにあるのだと思います。
 
昔から作られてきた、ちりめん細工の代表的作品の一つです。
 
 
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ちりめん細工・つまみ細工の花手まり(くす玉)
 
直径20cmくらいの大きな花手まりです。技法の違うつまみをいくつか取り入れ、小さな花がびっしり付いています。
 
ちりめん細工は「縫うこと」が基本の伝統手芸ですが、加えて江戸時代からつまみ、押し絵や切りばめなど、多くの技法を取り入れて色々な作品を生み出してきました。
 とりわけちりめん(正確には二越ちりめん)を使ったつまみ細工の作品は、羽二重や堅めの布を使ったものよりふんわりした柔らか味があるということで、ちりめん細工の世界でもつまみを取り入れた多くの作品が作られています。
 
いつも言っていることですが、もちろん高い技術が必用なのは当たり前なのに加えて、凄い数のつまみを施しながら作品を作り上げるパワーには、まったく頭が下がる思いです。
 
少し拡大した写真です。
 

 
 
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ちりめん細工・巾着のつるし飾り
 
扇面を模った巾着を使った吊るし飾りです。
 
子供の健やかな成長を願う吊るし飾りには、子供が大きくなるために必用な衣食住に関係するものや、玩具、お守りなどが使われてきました。
中でもお金に困らないようにと、巾着類を使ってきたのは、最も現実的な願いの象徴のようなものです。
 
この吊るし飾りの巾着は、おめでたい扇面の模様を模して作られていて、末広がりの幸せとお金に困らないようにとの願いが込められています。
親が子を思う気持ちは今も昔も同じで、幸せとお金に困らないようにと願う親の気持ちが、率直に表現された見事な吊るし飾りでもあります。
下は少し拡大したものです。
 

 
 
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ちりめん細工・ふくら雀巾着
 
ふくら雀とは、寒さに耐えるため羽毛を膨らませた姿の雀のことです。
その可愛らしい姿を見た日本人は、家紋や意匠(柄)に取り入れたり、帯結びにもその姿を真似てきました。
 
ちりめん細工のふくら雀巾着は、恐らく家紋をモチーフに考えたものと推測されますが、「ふっくらした雀」との意味合いもあって、縁起物の一つと考えて良さそうです。
この巾着の作りで面白いのが、顔が少しゆがんでついていたり、目と口ばしの位置がずれたりして、おそらく雀が首をかしげている姿を表現したかったに違いありません。
 
古作の時代からちょっとした遊び心が大切にされてるのは、ちりめん細工の大きな魅力となっています。
 
※撮影の際、右側の作品の尾がひだの下になってしまいました。正しい作品は左側のものです。失礼しました。
 
 
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