EF65は国鉄の直流電気機関車で、1964年(昭和39年)?1979年(昭和54年)に国鉄電気機関車としては最多の308両が製造されました。
高速道路が現在のようには整備されていなかった当時、貨物や旅客の高速輸送増強の為、長距離を強い牽引力で高速走行できる電気機関車として、それまでのEF60形3次車を基に設計開発されました。
EF65-1000形は、高速旅客用各種ブレーキ装置、重連総括制御機能装備に加えて耐寒・耐雪構造を備え、客車牽引(P型)も貨物車牽引(F型)もできる汎用性に優れた機関車として登場しました。
1969年?1979年に139両製造され、PF型と呼ばれました。
また、車体前面は寒冷地での重連運転を考慮して貫通扉付きとなり、従来のEF65形とはかなり印象の異なったものとなりました。
トミックス製の本製品は、主に東海道線のブルートレイン牽引を目的に1978年増備され、下枠交差式PS22Bパンタグラフを搭載したグループをプロトタイプとし、東京機関区所属でブルトレ牽引に活躍していた1984年頃の姿を再現しています。
2006年3月の寝台特急「出雲」、2008年3月の急行「銀河」の廃止により定期旅客列車の牽引は終了し、現在は主に貨物列車を牽引していますが、老朽化は否めず、後継のEF210への置き換えが進んでいます。
トミックス 2111
国鉄 EF65-1000形 電気機関車(東京機関区・PS22B搭載車)
定価 \6,615(税込)
当店価格 \5,292(税込)
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