唇を持ち「しゃべる列車」として知られたJR西日本の「リゾートサルーン・フェスタ」3両セットが発売されました。
1988年(昭和63年)7月、キハ58形を改造して全く新しい形のイベント列車「リゾートサルーン・フェスタ」がJR西日本に登場しました。
先頭車の前面に魚の口のような唇がついていて、その唇が空気圧によって上下に動き、「私はフェスタです」等のおしゃべりが車外スピーカーから聞こえるという全くユニークでユーモア溢れるジョイフルトレインとして話題を呼びました。
動く唇の中にはLED表示版が設置されていたり、完全フリースペースの中間車の扉は左右で折り戸と引き戸と異なった形態になっている等特徴あるデザインとなっていました。
また、展望室前面には大型曲面ガラスを使用し、車両の側面窓は2515mmの広幅窓を採用するなど眺望の良さも図られていました。
車体色は白地にグリーンとブルーの波をイメージした帯を巻いた爽やかな配色とされました。
広島運転所に配置されて主に団体臨時列車などに活躍しましたが、老朽化のため2001年11月11日「快速さよならフェスタ」号の運転を最後に多くのファンに惜しまれつつ引退しました。
マイクロエース製の本製品は前面ライトのふちの形状が変更され、帯色のブルーが濃い色に変更された晩年の姿をプロトタイプとして製品化されています。
特徴的な前面の唇は別パーツで取り付けられていて、下唇が手動で動くようになっています。
マイクロエース A-3671
キロ59系「リゾートサルーン・フェスタ」晩年仕様3両セット
定価 \13,440(税込)
当店価格 \10,752(税込)
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