おもちゃのムラジン

JR九州で活躍するメタリックブルーの特急電車883系「ソニック」の7両セットがカトーから発売されました。

1995年（平成7年）に登場したJR九州の883系は、軽量ステンレス車体にJR九州初の振子機構を採用した交流特急形電車です。

デザインは社外のデザイナーに依頼し、ステンレス車体を基調とした精悍なエクステリア（外装）、解放的な空間と楽しさを演出したインテリア（内装）の斬新な仕様となっています。

最高速度130km/h、曲線通過速度を本則＋30km/hとし、カーブの多い日豊本線の特急「ソニック」（博多?大分）の運用を中心に8編成が活躍しています。

増備を重ねる毎にデザインや塗色によるバラエティが多いのが特徴でしたが、2005年（平成17年）よりリニューアルを実施、床のフローリング化や内装色、シートモケットの変更が行われました。
2007年までに全車リニューアル工事を行い、車体色は九州の東海岸をイメージする濃いメタリックブルーに統一されました。

当初、編成は7両×5本と5両×3本の2種類がありましたが、2008年（平成20年）にオール7両化が実施され、増備車としてモハ883-1000番台とサハ883-1000番台が新造されて4・5号車として組み込まれました。

この中間増備車はアルミニウム車体を採用し、885系をベースとしたため、形状・断面とも従来車とは全く異なり、あたかも2種の形式で組成したように見える特徴ある編成形態になっています。

カトー製の本製品は883系「ソニック」のリニューアルされたブルーメタリック塗装の車体、1000番台の中間増備車を組み込んだ特徴ある編成形態の7連化した2008年現在の姿を再現しています。
また、実車のように曲線通過のさいに車体を傾斜する”振子機構”を採用しています。

＜セット内容＞
クロハ882-8 + サハ883-208 + モハ883-208（M）+ モハ883-1003 + サハ883-1003 + サハ883-8 + クモハ883-8

カトー 10-288
883系「ソニック」 リニューアル車 7両セット
定価 \20,685（税込）
当店価格 \16,548（税込）