カトー 西部E851セメント列車8両セット(製品紹介)


私鉄最大級の電気機関車・西部E851が牽引する往年の秩父セメント列車が西部鉄道・秩父線開通40周年を記念してカトーで久し振りに再生産され、8両セットになって発売されました。

昭和44年(1969年)10月、西部鉄道秩父線(吾野?西部秩父)の開業に伴い旅客輸送と並行して秩父地方からのセメント輸送を担うため、西武鉄道では私鉄初のF級(6軸動力)電気機関車として「E851」を新造しました。

また、三菱鉱業セメント(現・三菱マテリアル)ではタキ1900形タンク貨車とテキ401形ボギー有蓋貨車を新造して貨物輸送が開始されました。

西部・テキ401形は袋詰めセメントのパレット輸送を目的にした貨車で、国鉄のワキ5000に似た形態ながら、車長がやや短く妻板が平板に格子状の梁で補強された特殊な形が特徴です。
タキ1900型セメント列車に通常1?3両のテキ401形が併結されて運用されました。

西部・ワフ101形は2軸有蓋車のスム101形を改造して製造され、国鉄線への直通運用が可能なように、2段リンクの足回りを備えていることが特徴です。
昭和44年の登場時はブルーの車体色でしたが、のちに黒色に変更されました。

セメント列車の運用は三菱鉱業セメントのある東横瀬(貨物駅)から国分寺・池袋間を、昭和48年(1973年)に国鉄武蔵野線が開業してからは、新秋津間となりました。

途中、東横瀬?芦ヶ久保間に25パーミルの連続勾配があることから、セメントを満載した1000tクラスの貨物列車を牽引するには私鉄最大・最強を誇るE851型の重連を必要とするなど、本格的な山岳路線の貨物輸送を見ることができました。

しかし、セメント輸送のトラック転換により、平成8年(1996年)3月に西武鉄道の貨物列車は廃止されました。
また、E851形も同年5月に最初で最後の客車牽引を実現したお別れ運転を行い、惜しまれながら運用を終えました。

【セット内容】
8両セット
・E851型機関車(プロトタイプE851・E852)×1両(動力車、ヘッドライト点灯)
・タキ1900(三菱鉱業セメント)×5両
・テキ401形×1両
・ワフ101×1両(テールライト点灯)
・E851用ナックルカプラー付属

カトー 10-431
西部 E851 セメント列車 8両セット

定価 \15,750(税込)
当店価格 \12,600(税込)

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