JR西日本の京都線、神戸線（東海道・山陽線）などのアーバンネットワークの通勤電車として活躍中の321系通勤電車（2次車）のセットがトミックスから発売されました。
321系は2005年（平成17年）に登場した直流一般型電車で、201系、205系の置き換え、福知山線脱線事故で大破した207系の補充用として製造されました。
207系などの電車は改良を重ねて使用されてきましたが、321系は新しい時代の乗客の二ーズに沿って、また、新しい技術を集めて全面的に設計を見直して製造されました。
接客設備の一例としては、オールロングシ?トの座席は207系の7人掛けから6人掛けとなり、1人当たり440mmから470mmへと広がり（車端4人掛けシート以外）、座席クッションは老人が立ち上がる際の負担を軽くするように沈み込みが浅いものとなりました。
また、各車に19インチの液晶ディスプレイが左右2画面1セットとして設置され、左画面には路線上の現在位置や駅名等の運行表示、右画面にはコマーシャル等を表示しました。
2005年7月19日に第1編成が完成、試運転を重ねた後、同年12月1日より営業運転を開始し、京都線、神戸線、福知山線へと順次投入されていきました。
2008年3月14日より、JR東西線?学研都市線への乗り入れも開始しました。
現在、7両編成39本=273両が網干総合車両所明石品質管理センターに所属しています。
トミックス製の本製品は、パンタ非搭載車両にあったパンタ搭載用の台座をなくし、簡素になった屋根上が特徴の17編成以降の2次車をプロトタイプとして模型化しています。
トミックス 92358
JR 321系 通勤電車（2次車）基本セット（写真・中）
定価 \10,395（税込）
当店価格 \8,316（税込）
トミックス 92359
JR 321系 通勤電車（2次車）増結セット（写真・下）
定価 \10,815（税込）
当店価格 \8,652（税込）
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