1998年(平成10年)2月7日?22日に長野県で開催された第18回冬季オリンピックの会場へと観衆を運び、現在も名古屋方面と信州を結ぶ特急電車として活躍しているJR東海の383系特急「しなの」の6両セットが発売されました。
中央線、篠ノ井線、信越線を経由する名古屋?長野間では1973年(昭和48年)より381系による特急「しなの」が運転されていましたが、20年を経て車両の老朽化が進み、また、4年後に長野オリンピック開催を控えていたこともあり、1994年(平成6年)、JR東海は特急「しなの」用新型車両として383系を投入しました。
383系「しなの」は1994年8月試作車が完成し、各種試験走行の後、1995年ゴールデンウィークより営業運転が開始されました。
車体は軽量ステンレス製で、先頭部のみ普通鋼製とされました。
車体塗色はステンレス無塗装地の車体側面の中程にピンストライプ入りのダークグレーの帯を配し、正面窓下、及び客室窓下の車体全周にオレンジ色の帯を巻いてアクセントカラーとし、窓枠周囲は黒色で引き締めました。
6両編成、4両編成、2両編成があり、これらを組み合わせて輸送需要に柔軟に対応できることが大きな特徴です。
併結、切り離しを伴うこうした複数の編成を運用する為に、常に長野方先頭に連結する流線型のグリーン車(クロ383-2)以外の先頭車は全て貫通式の前面を採用しています。
381系は自然振り子式が採用されていましたが、383系ではコンピューター制御を取り入れた制御付自然振り子式を導入し、乗り心地の向上と高速化を図りました。
また、曲線通過性能を更に高めるために操舵式台車を採用しました。
1996年(平成8年)より量産が開始され、現在は合計76両が神領電車区に配置され、名古屋(一部大阪へ乗り入れ)?長野間で活躍しています。
マイクロエース A-2960
383系 特急「しなの」基本6両セット
(←長野)クロ383-2+モハ383-2(M)+サハ383-2+モハ383-102+サハ383-102+クモハ383-2(名古屋→)
定価 \18,900(税込)
当店価格 \15,126(税込)
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