国鉄 C53-43 流線型・改良品、C53-45 デフなし・改良品(製品紹介)


C53形蒸気機関車は3シリンダー式SLとしては初の国産機で、1928年(昭和3年)?1930年(昭和5年)までに97両が製造された大型蒸気機関車です。
それまでの主力大型機の2シリンダー式C51形よりも牽引力が強く、乗り心地も良く、東海道・山陽本線の主力機として活躍しました。

しかし、構造の複雑さや部品点数の多さの為に保守点検・整備に大変な労力を必要とするのが難点でした。
1940年代になると2シリンダー式で同等の性能を持つC59形の完成や、幹線の電化に伴い主力機の座を譲り、1948年(昭和23年)?1950年までに全車が引退しました。

C53-43号機は1934年(昭和9年)、当時世界的に流行していた流線型ブームに乗り、車体全体と炭水車上部を流線形の鉄板で覆う改造が施され、他のSLとは全く異なった流線型の外観となりました。
しかし、保守点検に更に労力を要することや、太平洋戦争の影響により、後年このカバーが外されて元の形に戻りました。

C53-45号機は1950年に廃車になった後、兵庫県の鷹取工場に置かれていましたが、1962年(昭和37年)、鉄道事業90周年を記念して開館した大阪市の交通科学博物館に移されることになりました。
それに先立って、1961年運行可能な状態に復元整備され、吹田操車場?鷹取間で2日間の記念走行が行われています。
1972年(昭和47年)からは京都市の梅小路蒸気機関車館に移され、現存する唯一のC53として静態保存されています。

マイクロエース製の本製品は2001年発売のC53を改良生産したものです。
C53-43号機は流線型のボディを再現し、キャブ側面の票挿しに「梅」を印刷しています。

C53-45号機は梅小路蒸気機関車館での近年の保存状態のものを基に製品化したもので、ランボード側面の銀色をはじめ、各所の装飾をできる限り再現しています。
ヘッドライトをよりリアルな形状にし、キャブ側面の票挿しに「梅」を印刷しています。

マイクロエース A7007
国鉄 C53-43 流線型・改良品

定価 \10,290(税込)
当店価格 \8,232(税込)

マイクロエース A7008
国鉄 C53-45 デフなし・改良品

定価 \10,290(税込)
当店価格 \8,232(税込)

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TEL:0598-21-2078


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