「タキ35000」は、車両メーカー各社が共同設計し、国鉄貨車では初めてメーカー各社の仕様を統一した「標準設計方式」を取り入れて完成した35t積みガソリン専用タンク車で、昭和41年(1966年)?昭和47年まで1108両製造されました。
それまでのタキ9900に比べて各部の軽量化と強度化、構造や制作工程等の簡素化が図られました。
「標準タンク車」といわれ、その後の多くのタンク車に応用されました。
国鉄時代から近年まで各地の貨物線で活躍しましたが、高速性が要求される幹線では後継のタキ43000やタキ1000にその座を譲りました。
神奈川県横浜市の米軍鶴見貯油施設→安善駅(鶴見線)→(南部線経由)→拝島駅(青海線)→米軍横田基地(飛行場)へと航空燃料を輸送するタキ35000は灯油主体のジェット燃料を示す「JP-8」のステッカーが貼られています。
通称「米タン」と呼ばれ、ファンの間で人気のある貨車です。
現在、週に数回、15両編成の専用列車として運用されています。
カトー製の「タキ35000」は、タンク上部のデッキにバルブのあるタイプ(日本陸運産業色)と、バルブの無いタイプ(日本石油輸送色、日本オイルターミナル色)を製品化しています。
人気の「タキ35000日本陸運産業色(米タン)」は「NRS」のロゴマークの大きさの大小2種類を4両ずつ、夫々車番の異なる8両をセットにしています。
カトー 10-554
タキ35000 日本陸運産業色 8両セット
定価 \10,920(税込)
当店価格 \8,736(税込)
カトー 8050-1
タキ35000 日本石油輸送色
定価 \1,365(税込)
当店価格 \1,092(税込)
カトー 8050-2
タキ35000 日本オイルターミナル色
定価 \1,365(税込)
当店価格 \1,092(税込)
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