本日は個人的な考えの雑記です。
枕製作の仕事柄 避けて通れない言葉があります。
それは低反発という言葉です。
もしくは低反発ウレタン。
個人的には ここ５年程で低反発という言葉として
また実際の素材として実はそんなに好きではなく
どちらかというとかなり嫌いのほうです。
特に当店の枕をお求めいただいたお客様から
今現在お使いの枕は何ですか？
とお聞きすると一番が圧倒的に低反発枕だったのが
一番影響していると思います。
必ずその後お聞きするのが？
何故低反発素材いりの枕から買い替えられるのですか？
この答えが“５年以上使って合わなくなってきたから”
という答えでしたら
それは単なる枕としての耐久期間が過ぎた事なので
問題がなく聞き流すのですが
往々にして１年前に買ったとか１年前程というのが
かなり多い気がしました。
お使いの低反発枕を今現在どう感じているのか？と聞くと
使えば使うほどヘタリがきてますます合わなくなった
冬固すぎていやだ
とにかく蒸れる
最初からダメ
寝姿勢にマッチしない
寝返りしにくい
体調が悪くなったなどなど
かなりいい情報ではない情報をいただきました。
ただし一番多く使われていたという事は
利点もイロイロあるということです。
当店でも低反発を使った枕は１つだけ実はあります。
低反発の欠点を改良を加え、従来の欠点を解消はしてあり
一般的な低反発とは違うのですが、
素材としては低反発ウレタンです。
当店では一番最初には低反発ウレタン素材の枕は
絶対に見せません。
ある消去法の理由から一部の方だけにこの素材入りの枕を
提示します。
この枕を選ばれたお客様には低反発の欠点はある程度お話します。枕で一番気を使うのは実は低反発枕を選ばれたお客様です。
必ず低反発ウレタン素材のものにはある法則がある気がします。
たとえば低反発にちかい一般的なウレタン素材などの場合は
素材見本などは裸の状態です
＝素材を剥き出しにしたサンプルがありますが
低反発はなにかしら側地で低反発を覆っています。
完全な裸の状態ではないのです。
空気に裸の状態でおくと色が劣化するのがひとつの理由ですが。
個人的に実は素材剥き出しの低反発ウレタンを触ると
体調が悪い場合、触るだけでさらに気持ちがわるくなってしまいます。これが一番の理由だと思います。
ようは裸の低反発素材をさわるとヌルヌル感とベトベト感があり、基本的には実は大嫌いです。
逆にムアツ枕などのウレタン素材は大好きです。
夏場蒸れるのはまさしくこの感覚があるからです。
あと家庭洗濯は不可能な点です。衛生的ではない点。
寝具を扱う店なのでイロイロな物に
低反発ウレタンは使われています。（クッションなど）
避けては通れないの素材ですので、
個人的な意見はともかくとして
もう少し大人になって
今後は対応していきたいと思います。
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