毎年、一年に数回は伊勢神宮に参拝してるんですが
今回は
外宮を中心にブラリしてみました。
外宮に到着。
式年遷宮で外宮にせんぐう館ができ、
外宮の参道が整備されたことで大幅に参拝者が伸びましたが
今は元に戻って静かな参道です。
火除橋を渡って、神宮内へ。
ちなみに外宮は左側通行、
内宮は右側通行なんですが、
さぞかし神々しい理由があると思いきや、
理由は手水舎の位置の関係だとか。
意外と現実的。
一鳥居の手前で一礼。
もちろん参道の真ん中は神様の通り道なので、端を歩きます。
静かな森。
早朝にくると神々しさが数段増します。
お守りを買う人でにぎわってます。
天照大御神の食事をつかさどる産業の神、
豊受大御神がご祭神。
何重もの垣で囲まれ、一般人が入れる場所は限られています。
正宮を参拝したら、
参道を右手に外れ、亀橋を渡って
約100段ほどの階段を上ると
別宮 多賀宮。
外宮内の別宮では第一にくらいしています。
他の別宮と比べると大きく
正宮と違い、間近で参拝できます。
建築としてみるなら、正宮よりも
多賀宮の方が見学しやすいと思います。
登ってきた階段を降りて
右手の風宮へ。
雨風をつかさどる神様がまつられています。
外宮は農業の神様でもあるので、
雨風はとても大事。
なので正宮に準じて大事だそうです。
続いて、土宮。
古くから土地の神様でしたが
外宮が鎮座してからは外宮の地主神とされたそうです。
歴史的には、外宮よりも古いわけですね。
唯一東向きに社殿が建てられています。
理由はわかりません。
社の中に井戸があり
祭事に使用される上御井神社にトラブルがあった際に
使われる井戸です。
菖蒲が有名ですが、池を数回する散策路は閉ざされてました。
残念。
せんぐう館は昨年秋の台風21号で館内が水没してしまった影響で
現在も休館中。
実物大の新殿が再現されてるんですが
その屋根まで水が上がったとか。
一日も早い復旧が待たれます。
火除橋のそばにひときわ大きな古い木があります。
その名は、清盛楠。
なんでも平清盛が外宮を参拝したときに
この楠の枝が清盛の兜に触れたことで、
その枝が切り落とされたとか。
神宮の枝も切り落とす清盛、すごいです。
と、今回は、はじめてじっくりと外宮を歩いてみました。
内宮が注目される伊勢神宮ですが
外宮もじっくり歩くと、結構見ごたえあります。
この後、バスで内宮へ向かいます。