以前に「水引の使い分け」をご紹介しましたが、この水引と同じように
「祝儀袋の折り返し」についてお客様からよくご質問を受けます。
祝儀袋の「折り返し」がお祝いの時と不祝儀の時とで違う事を
御存知でしょうか?
祝儀袋を買ってきて、お金を入れる時に一度開いてしまいますよね?
閉じるときに「あれ!?どっちだったかな?」という事がよくあるようです。
お渡しするとき、間違ってはいけないのが「折り返し」です。
祝儀の場合は「幸せが受け取れるように」または「天を仰いで喜びを表す」などの意味から裏の重なりを上向きにして重ねます。
お見舞いもこちらと同じ折り返しになります。
お札は人物の顔を袋の表側に向けて入れます。
逆に不祝儀の場合は「悲しみを受け流す」「悲しみが再び起こらないようにする」などの意味から裏の重なりは下向きにします。
お札は人物の顔を袋の裏側に向けて入れます。
どちらだかわからなくなってしまったら、この由来を思い出せば簡単そうですね。
急な用意の時にも間違いのないように由来から覚えておくと便利です。
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