お盆の時期になると、檀家さんの家にお経を手向けにお坊さんがまわられ、地域によっては棚経やお盆法要といわれます。
盂蘭盆会や施餓鬼の法要が行われる地域も多いことでしょう。
今年はコロナ禍の中で自粛されるところもあるようですが、当店にもこの時期は仏袋や仏事用ののし紙をお買い求めにいらっしゃる方が多くなります。
特に「御布施」と書かれた仏袋が便利にお使いいただけます。
また、初盆を迎えられるお家には初盆のお参りに伺います。「初盆御見舞」と書かれた仏袋も便利にお使いいただきます。
この辺りでは8月7日より初盆飾りが飾られ、初盆のお家やお寺にお参りに行きます。
お盆の時期には祖先の霊が子孫や家族の元に帰って来るとされます。
企業などのお盆休みも、江戸時代に小正月(1月15日)とお盆(7月15日)の2つの時期を商家が「薮入り」(やぶいり)とし、奉行人たちに実家に帰る休みの日としていたものが、盆休みとして定着してきたもの、などといわれています。
帰省してお墓参りをしたり、迎え火や送り火をして祖先の霊を供養したりという風習を是非、受け継いでいきたいものですね。
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