この度ギャラリーMOSでは、熊野市出身の陶芸家 大西佑一さんの個展を開催させていただきます。
地元で採れる那智黒石を材料に使い、独自の色合いで鮮やかに釉薬を使い、屋内外のオブジェから器まで洗練された作品を作り出します。
ぜひ、この機会にご高覧いただきますようよろしくお願いいたします。
【作家コメント】
日々、土と釉薬の表情に向き合い、作品づくりをしています。
素材に触れて、イメージをカタチにしていく。
土を練り、手を加え、火の力を借りてヤキモノへ。
作品として生まれるまでの過程には様々な要因が重なり変化が起こります。
手を加える過程や乾燥させる段階、
そして一度私の手の中から離れ、窯の中でヤキモノになる作品たちは
時に、私の意図する方向へ向かうモノと、
そうではない方向へと向かっていくモノが現れます。
私はその中で素材と対話する。
今展では その時々に出逢った作品たちを中心に展示いたします。
故郷、熊野で採石される那智黒石を調合した釉薬のカラーとともにそれぞれ個性ある土の表情をお楽しみいただければ幸いです。
大西 佑一
<企画展> 大西佑一 陶展 「トキ、時々」
【日時】2019年2月23日(土)~3月3日(日) ※木曜休廊
10:00~17:00 ※最終日は16:00まで
ギャラリートーク 2/24(日)14:00~ :参加無料
【略歴】
1993 三重県熊野市生まれ
2015 「第10回CBC翔け!二十歳の記憶展」準グランプリ受賞
東海、関東で個展開催、グループ展等 多数参加
現在は愛知県を拠点に制作を行う