先日、夏休みをいただいて、広島と島根に旅行に行ってきました。
今回の旅の第一目標は昨年、ユネスコ無形文化遺産に登録された「石州和紙」を見ることでした。
まずは島根県浜田市三隅町にある「石州和紙会館」で見学させていただきました。
こちらでは現在四軒の工房で作られている「石州和紙」が展示、販売されています。
紙漉きの体験も出来るそうです。
その四軒の内の一軒、西田和紙工房さんにお伺いしてきました。
お盆休みだったので工房はお休みでしたが無理を言ってお話を聞かせていただきました。
主に表具や社寺の修復関連の和紙を多く作られています。
工房の前には原料となる楮畑が広がり、原料も出来るだけ地元で作りたいとおっしゃっていました。
松阪市と友好都市でもある浜田市の石見神楽。石見神楽に登場する八岐大蛇(やまたのおろち)も西田和紙工房さんで作られています。
石州和紙会館で見たときは圧巻の一言でした!
お隣の石正美術館では石州和紙に描かれた日本画展が開催されており、作家さんそれぞれの石州和紙に描いた感想が書かれていました。
翌日は出雲大社や日本一の庭園でも知られる足立美術館で横山大観をはじめとする日本画をたくさん鑑賞してきました。
一日目には広島の平和記念公園と原爆ドームにも行き、子供たちと改めて戦争や平和の話をしました。
少しハードなスケジュールでしたが、とても充実した2日間でした。後に活かせるといいなあと思っています。
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(有)松本紙店
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