当店の定番、人気商品でもある奉書紙「大倉白鶴」シリーズが廃番になるとの連絡がメーカーよりありました。
製造元のオークラ製紙さんが奉書の製造を廃止するそうです。
一般の方には「奉書紙(ほうしょし)」ってなに?と思われますが、奉書紙とは楮(こうぞ)を原料とした厚手の紙で、基本的な構造は楮紙と同じですが、黄葵の根や白土などを混ぜて、より強度と厚みを増やしています。
室町時代から江戸時代に上意下達の下知状にこの紙が使われたために「奉書」という名がついたそうです。
紙の表はつるっと滑らかで、裏は少しざらっとしています。
店頭ではお寺さんや神社さんが良く買いにみえています。
用途としては神棚や木版画用紙、儀式用の文書、目録・掛紙等にお使いいただいております。
そしてこちらの「大倉白鶴」シリーズは良質のパルプを主原料にした奉書紙で、とても評判が良く、ネットショップでは全国からご注文いただいている当店の大人気商品でした。
残念ながら「大倉白鶴シリーズ」が在庫限りでの販売終了となりますが、他社製の奉書紙に順次切り替えながら販売継続させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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