深野和紙

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観光でお越しになるお客様に「松阪の和紙はないの?」とよく尋ねられます。

実は松阪市飯南町深野地区では安土桃山時代に美濃地方から紙漉き職人を招き、農閑期の副業として紙漉きが始まり、伊勢国で唯一の「紙漉きの里」として栄えた時代がありました。それが「深野紙」です。

元禄の頃には紙漉きが盛となり紀州藩の幣料紙(銀札用紙)い採用されたことで「深野紙」の名声は高まり、江戸や京大坂まで販売され、その名声を得ました。

この深野和紙が使われていた紀州藩の「銀札」別名「藩札」(紙幣)は江戸時代の通貨であった銀の役目を果たすお札で、最後まで等価で通用した紙幣です。

また、高品質で知られ、1871年(明治4年)に日本で最初の郵便切手が製造された際に切手用紙として用いられました。

この銀札のレプリカや手漉きのはがき等が商品化されています。

当店でもこちらの商品を少し置かせていただいております。特に銀札のレプリカは財布に入れておくと「いつも財布が空にならない」と好評のようです。

 

現在は産業として深野和紙は残っておらず、保存会の方々が伝統技術の保存に取り組んでいらっしゃいます。

期間限定で紙漉き体験も出来るようなのでご興味のある方は「松阪市飯南和紙和牛センター」へお問い合わせください。

 

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お問い合わせは (有)松本紙店 まで

TEL.0598-21-0603

こちらのブログに掲載した商品で弊社ホームページに掲載してある商品はリンクしてありますが、こちらのブログのみで御紹介した商品も発送可能な場合もございます。お気軽にE-mail等でお問い合わせください。

 

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