”門鉄デフ付き”のC57 180号機が発売されました。
日本の旅客用蒸気機関車の代表といえるC57は1937年(昭和12年)?1947年(昭和22年)までに201両という大量が製造されました。
そのスマートな外観から「貴婦人」と呼ばれて親しまれました。
1号機は復元されて昭和54年から山口戦で「SLやまぐち号」を牽引して活躍しています。
C57 180号機は1946年(昭和21年)製造され、当初は新潟機関区に配属されましたが、1963年(昭和38年)同じ新潟県の新津機関区に転属し、1967年(昭和44年)廃車となりました。
その間、「急行日本海」など長距離優等列車の牽引に活躍しました。
廃車となったC57 180号機は磐越西線の引き込み線から保存先の新津市立第一小学校の校庭まで敷設された線路をゆっくりと走り、新津市民の見守る中引退しました。
その後、30年間に渡り新津市民の手により定期的に入念な点検・手入れが行われ続けて良好な状態を保ち、大切に静態保存されてきました。
1998年(平成10年)、復元に向けてJR東日本大宮工場に移されて修復整備され、翌1999年、30年を経て180号機は磐越西線「SLばんえつ物語号」を牽引して復活しました。
2007年、JR発足20周年企画の一つとして、10月13日?28日の限定で除煙板を通常型から「門鉄デフ」に交換した180号機が登場しました。
好評につき、2008年度の運行開始日の4月5日?5月11日にも再び「門鉄デフ」を装着して運行されファンの人気を呼びました。
SLのボイラー前端部と煙突を挟むように設置されている除煙板(デフレクター)は、排出された煙を上方へ流して前方の視界を良くするものですが、門司鉄道管理局小倉工場で考案された改良品は、通常の除煙板を上半分だけにして車体にパイプで取り付けられており「門鉄デフ」、「門デフ」と呼ばれました。
カトー製の門鉄デフ付きの本製品には2種類のヘッドマークが付属しています。(SLばんえつ物語、LSえちご日本海号)
カトー 2013-1
C57 180 門鉄デフ付き
定価 ¥9,240(税込)
当店価格 \7,392(税込)
URL:http://www.murajin.com
Mail:info@murajin.com
TEL:0598-21-2078