数年前からトミカに比べてやや高い年齢層を対象としたトミカ・リミティッドやトミカ・リミティッド・ヴィンテージが発売されてきましたが、トミカが誕生した1970年代以降の名車でトミカで商品化されていない車をトミカ・リミティッド・ヴィンテージ NEOとして発売されています。
今月発売されたのは、富士重工業を代表する車種であるスバル・レガシィの世界速度記録挑戦車をモデル化した2台セットです。
初代レガシィは1989年1月23日に発表され、翌2月1日より発売開始されましたが、それに先立って、同年1月2日?21日にかけて米国アリゾナ州フェニックス近郊のアリゾナ・テスト・センターで10万kmの世界速度記録に挑戦しました。
1月2日午前11時27分07秒にスタートし、1月21日にゴールするまで、1周9.182kmのオーバルコースを10891周して10万kmを447時間44分09秒887で走破し、平均速度223.345km/hの世界記録を樹立しました。
3台の出走車のうち、2号車(白)は挑戦当初から10万?以外の短距離記録(10以上)を次々に達成し、マイナートラブルに見舞われたものの1,3号車の伴走に支えられて最速レコードメーカーの役割を果たしました。
3号車(黄)は大きなマシントラブルも乗り越え、それを1,2号車にフィードバックするとともに、自らもサーブ車の従来記録を上回るゴールを果たしました。
2号車と3号車が今月、1号車と発走直前まで準備された予備車が来月と2度に分けて発売されます。
トミカ・リミティッド・ヴィンテージ NEO
スバル レガシィ 世界速度記録挑戦車 2MODELS Vol.1
価格 \2,980(税込)
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