国鉄では豪雪地帯の除雪用としてディーゼル機関車によるラッセル車やロータリー車を使用していました。
これらは入替用機関車をベースとしていた為、出力不足が指摘され、本線用DD51をベースとして強力なロータリー式除雪用機関車DD53が1965年(昭和40年)に登場しました。
出力1100PSのエンジンを2基搭載し、最高作業速度20km/hと従来の倍以上に強化された反面、強力な除雪が沿線の民家や電線などに当たる被害を防止する為、後に2号機・3号機のロータリーヘッド上にある運転席を投雪口が見やすい位置へ移設する改造を行って形態が変化しました。
1号機は新製後に新潟地区で運用された後は北海道に渡って旭川機関区で活躍しました。
晩年は新庄機関区で活躍した後、国鉄分割民営化直前に廃車になり、現在は碓氷峠鉄道文化むらで静態保存されています。
2号機は国鉄民営化後も長岡運転所に配置されて主に信越線で使用された他、各種イベント列車の牽引に活躍しましたが、2010年(平成22年)3月に引退しました。
【商品概要】
●1次車と細部の異なる2次車、夫々のボディを作り分けています。
●1次車は前頭(ロータリー)車を一部改造し、掻き寄せ翼にゼブラ塗装が施された新庄機関区末期の姿を再現しました。
●2次車は前頭(ロータリー)車を大改造し、JRアンテナが付いた現在の姿を再現しています。
●各セットの2両は専用のドローバーで連結していますが、機関車本体はアーノルドカプラーに交換可能です。
(マイクロカプラーには非対応)
●掻き寄せ翼は可動式(手動)になっています。
●ロータリー車のサーチライトはダミー(非点灯)です。
●機関車単体でも走行可能です。
マイクロエース A6151
DD53-1 ロータリー除雪機関車・新庄機関区
定価 \10,290(税込)
当店価格 \8,232(税込)
マイクロエース A6153
DD53-2 ロータリー除雪機関車 改造後 2両セット
定価 \10,290(税込)
当店価格 \8,232(税込)
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