鉄道線路の保線作業用重機でオーストリアのプラッサー&トイラー社の「マルチプル・タイタンパー」のNゲージ模型がホビーセンターカトーの外国形モデルシリーズで発売されました。
オーストリアのウィーンとリンツに拠点を置く「プラッサー&トイラー」社は1953年に設立され、その高い技術力とユーザーニーズへの即応力で、鉄道軌道の保守マシン製作・販売のトップメーカーといわれています。
現在までに全世界100カ国に1万台を超える点検保守用機械を納品し、導入された同社の製品(鉄道保守マシン)は、日本国内でも新幹線やJRグループをはじめ中小私鉄でも見ることができます。
その中でも「マルチプルタイタンパー」は列車運用が終わった終電から始発までの間に、走行する列車の重さで沈み込んでしまった枕木を引き上げ、その下にバラスト(砂利)を突き入れて線路の高さを調整し、歪んだ軌道を正常に修正する作業を一度に行う大型の機械です。
かつてはツルハシと人力で行う重労働でしたが、それを劇的に軽減させ、最新の機械では機械操作に2?3人、監視などに1?2人で作業を行うことができ、1時間に300?500mの保線作業を進めていきます。
こうした保線作業により乗り心地の良さや高速走行の安全性が維持されています。
通常昼間は保線区の片隅に休んでいる姿がみられますので、鉄道模型レイアウトの一角におく最適アイテムになると思われます。
ホビーセンターカトーから発売の本製品は、ドイツのレムケコレクションで製品化されたものです。
製品は小形モーターで自走可能ですが、実車同様に長時間の走行を楽しむ仕様ではありませんので御注意下さい。
カトー 23501
プラッサー&トイラー製「マルチプルタイタンパー」07-32形(モーター搭載)
定価 \26,250(税込)
当店価格 \21,000(税込)
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