おもちゃのムラジン

豊肥本線で活躍し、2010年12月に引退したJR九州最後のキハ58系「あそ1962」の2両セットがトミックスから発売されました。

「あそ1962」は豊肥本線の熊本?宮地間を結んだ観光列車です。
「あそBOY」の後継列車として2006年（平成18年）から運行を開始しました。
キハ58‐139とキハ28‐2401が小倉工場で改造され、2両編成で運用されました。
ネーミングはキハ58‐139の製造年（1962・昭和37年）に由来しています。

同車は昭和30年代をイメージしてデザインされており、濃い茶色をベースに金色の帯をまとったレトロな外観となっています。
車内も、インテリアはもちろんポスターやモニター映像、客室乗務員の制服まで昭和30年代風に統一され、タイムスリップしたかのような感覚を味わうことができました。

また、サイクルスペースが設けられていることも特徴で、無料で個人の自転車を持ち込むことが可能でした。
同スペースにはカウンターが設置されており、フリ?スペースとしても活用できるなど、快適に過ごせる工夫がなされていました。
旅を楽しめる要素が満載の同車は大変人気を博しましたが、後継の「あそぼーい！」に役目を譲る形で、2010年（平成22年）をもって運行を終了しました。

本製品は、レトロ感のある独特な塗装や車体各所に描かれたロゴはもちろん、ベンチレーターが撤去され、クーラーのみが並ぶ屋根上や、トイレタンクも忠実に再現したセットになっています。

【製品の特徴】
・ハイグレード（HG）製品
・「あそ1962」となった外観塗装を再現
・車番は印刷済み
・トイレタンク新規製作
・キハ28屋根新規製作
・キハ58、キハ28の屋根上ベンチレーターが全て撤去された姿を再現
・床下は黒色で再現
・スカート付の姿を再現
・シートは茶色で表現
・側面窓サッシは茶色で表現
・Hゴムは黒色で再現
・ヘッド・テールライトは常点灯装備、ON/OFFスイッチ付
・前面行先表示部分は「ASO1962」印刷済み（装着済み）
・列車無線アンテナは取付済み
・フライホイール付動力搭載
・新集電システム、黒色車輪採用
・TNカプラー（SP）標準装備

【セット編成内容】
「キハ58-139」（M）＋ 「キハ28-2401」

トミックス 92984
JR キハ58系ディーゼルカー（あそ1962）セット HG
定価 \11,550（税込）
当店価格 ￥9,240（税込）