信越本線の列車牽引、碓氷峠越えでのEF63との重連運転で活躍した「EF62 (前期形)」に続いて同線の寝台急行「妙高」の車両セットがカトーから発売されました。
「妙高」は上野?直江津間を結ぶ信越本線を代表する列車です。
運行開始当初は昼行と夜行の二つの運行体系を持つ準急列車として昭和33年(1958年)に誕生しました。
その後、昼行準急「あさま」、夜行急行「丸池」への改称などを経ましたが、昭和43年には再び急行「妙高」に統合されました。
昼行「妙高」は169系電車(当初はキハ57系気道車)で、夜行「妙高」は「丸池」時代を踏襲した客車列車で運行され、当時の夜行急行に多くみられた郵便車、荷物車、10系寝台車を含む旧形客車主体の編成でした。
最大の難所である横川?軽井沢間の碓氷峠を通過する為、列車重量を軽くする必要から普通座席客車にはオハ47、オハフ33等、重量の軽い”オ”級の客車で構成されていたことが信越急行の特徴でもあります。
全区間をEF62形直流電気機関車で牽引し、碓氷峠区間では補機であるEF63との協調運転が行われ、直江津行き下り列車ではEF63の重連が編成最後尾に、上野行き上り列車ではEF63重連+EF62の3重連がみられました。
急行「妙高」は昭和57年(1982年)11月の14系客車化を経て全列車とも電車化されて平成5年(1993年)まで脈々と活躍を続けました。
【製品の特徴】
●昭和43年(1968年)から昭和53年にかけて信越本線経由で長野まで運行された(長野?直江津間は普通列車)、尾久客車区配置の10系寝台車に43系座席車、キノコ形切妻のマニ37荷物車、郵便車のオユ10という当時の夜行急行列車に典型的な編成をプロトタイプに製品化
●尾久客車区配置の郵便車のオユ10(基本セット)はテールライト点灯(車掌室側のみ)
●尾久客車区配置のキノコ形切妻(スロ60改造)のマニ37荷物車(増結セット)を新規製作
・ガーランドベンチレータ別バーツ化
*テールライトは非点灯
●「直江津行(信越線経由)」の行先サボ、種別サボ、愛称サボ、号車サボは印刷済み。マニ37には荷物サボ「北東荷204」、オユ10には郵便サボ「北東郵6」を印刷済み
●オハフ33は、既製品のオハフ33茶 戦後型をブルー塗装とした、当セットオリジナル
●編成両端のオユ10とオハフ33は片側のみテールライト点灯(その他は非点灯)。オユ10は初の点灯化
●屋根色の違いを再現
・オロネ10=濃灰色
・オユ10/マニ37/オハ47/オハフ33=ねずみ色1号
カトー 10-563
10系 寝台急行「妙高」6両基本セット
定価 \11,025(税込)
当店価格 \8,820(税込)
カトー 10-564
10系 寝台急行「妙高」4両増結セット
定価 \7,245(税込)
当店価格 \5,796(税込)
カトー 3058-1
EF62 前期形
定価 \7,350(税込)
当店価格 \5,880(税込)
在庫の有無はホームページをご覧下さい。 ※商品によっては、ホームページに掲載されていない物もございます。 ホームページ(Webサイト):http://www.murajin.com メールアドレス:info@murajin.com 電話番号:0598-21-2078 |