おもちゃのムラジン

グリーンマックスから、JR東海の「快速みえ」として使用されている「キハ75」の2両セットが再販されています。
名古屋駅?鳥羽駅間をを結ぶJR東海の「快速みえ」は三重県の伊勢湾に沿う各都市を結び、近鉄とともに通勤通学の足としてこの地方では大変親しまれている列車です。

1990年に新設された「快速みえ」は、当時キハ58系等を使用していましたが、シェア争いを展開する近鉄との差は著しく、新型車両の導入が急がれました。
1993年のダイヤ改正でデビューしたキハ75形は、軽量ステンレスを採用した軽快なスタイルで、両開き片側3扉、転換式クロスシートの採用、カード式公衆電話を設置する等、これまでのイメージを一気に払拭しました。

特急型気動車キハ85形と同等のカミンズ社製エンジンを採用し、最高速度120km/hを誇る他、走行中の振動によるガタ付きを防ぐため固定窓（車端部を除く）を採用、その窓も可能な限り大型とし、利用客に快適な印象を与えています。

その後、1999年には貫通扉上部に前照灯が増設される等マイナーチェンジ車の200・300番代が投入され、更に、ワンマン運転対応の400・500番代と増備されていきました。

現在では「快速みえ」の定期運用を一手に受け持つ他、関西本線の急行「かすが」や武豊線で活躍しています。
2連を基本とし、多客時には2+2の4連を組む他、1車両のうち半室のみを指定席に設定する等、柔軟な運用が行われています。

グリーンマックス製の本製品では、1次型となる0・100番代と、マイナーチェンジされ2次型を名乗る200・300番代をモデル化しています。
セットされる専用ステッカーを用いることで、ワンマン対応車の400・500番代にも仕立てることが可能です。
前尾照灯は標準装備で点灯し、また、TOMIX製の室内照明ユニットを組み込むこともできます。

グリーンマックス 4012
JRキハ75形1次型２輌編成基本セット
塗装済完成品【動力車＋トレーラー車】
定価 \12,600（税込）
当店価格 \10,080（税込）

グリーンマックス 4013
JRキハ75形2次型２輌編成基本セット
塗装済完成品【動力車＋トレーラー車】
定価 \12,600（税込）
当店価格 \10,080（税込）