最後のキハ52として注目され、今年2010年3月まで大糸線で活躍していたJRキハ52ディーゼルカーの異なった塗装の3両セットがトミックスから発売されました。
また、朱色とクリーム色の国鉄標準色の「トミックス2481 大糸線・キハ52-115」も再販され、新発売の3両セットと併せて大糸線キハ52全車の再現が可能となりました。
トミックス 92966
JR キハ52-100形ディーゼルカー(大糸線)セット 限定 HG
定価 \20,790(税込)
当店価格 \16,632(税込)
トミックス 2481
JR ディーゼルカー キハ52-100形(大糸線キハ52-115)
定価 \7,350(税込)
当店価格 \5,880(税込)
在庫の有無はホームページをご覧下さい。 ※商品によっては、ホームページに掲載されていない物もございます。 ホームページ(Webサイト):http://www.murajin.com メールアドレス:info@murajin.com 電話番号:0598-21-2078 |
1961年(昭和36年)3月、大糸線の非電化区間である南小谷以北の牽引車がSLからディーゼルカーに置き換えられた時からキハ52形の大糸線での運用が始まりました。
2エンジン車で強力な牽引力のあるキハ52形が勾配線区に必要とされ、その後も増備されましたが、様々な運用変更等を経て国鉄民営化後はいったん同線から姿を消しました。
1992年(平成4年)、ワンマン運転開始に伴い再びキハ52形6両が大糸線に転入して運用が再開されましたが、1995年の水害による不通や乗客減等により、2003年以降は使用2両・予備1両の計3両で運用されるようになりました。
手厚い保守により良好な状態で活躍してきましたが、経年による老朽化により、2010年3月、キハ120形に役目を譲り、約45年間にわたる現役生活を終えました。
引退を前にした2月27・28日には糸魚川レンガ車庫でキハ52形3両を並べた撮影会が行われ、定期運用最終日の3月12日には糸魚川駅で出発式等のセレモニーも行われました。
定期運用終了後の3月20?22の3日間、臨時列車「キハ52 ありがとう号」が糸魚川?南小谷間で運転され多くのファンに惜しまれて引退していきました。
尚、キハ52-115形は津山駅構内の扇形機関車庫で保存されています。