今年2009年8月30日をもって運行を終了する名古屋鉄道7000系の4両のセットがトミックスから発売されました。
名鉄7000系は1961年(昭和36年)6月6両固定編成の1次車3編成(18両)が名古屋本線特急に投入され、翌年には2次車も増備され犬山線でも運用開始しました。
以後、様々な改良を加えながら増備され、1975年までに116両が製造され、「名鉄パノラマカー」と呼ばれて名鉄の代表的な車両として半世紀近く活躍を続けてきました。
名鉄7000系の特徴は、運転台を車両の屋根上に移して我が国初の前面展望席を設けたことや、「名鉄スカーレット」と呼ばれる赤一色の鮮やかな外観です。
最大180×85cmのガラスを用いた大型連続固定窓の前面展望席は車内の冷暖房設備完備により実現し、一般席にも連続固定窓は採用されました。
また、空気バネ式台車が名鉄では初めて採用され、快適な特急電車として人気を呼びました。
その他にもミュージックホーン、デジタル式速度計、車両直前の安全確認の為のフロントアイ、旋回式標識灯、万一の事故から展望席の乗客を守るための油圧式ダンパーが標識灯の横に設置される等、当時の多くの新技術とデザインを取り入れた画期艇な電車でした。
近年、様々な環境要因や後継車による置き換えにより7000系の廃止が進み、2008年12月には定期運用が終了しました。
現在は月に一度くらいで臨時イベント列車として使用されています。
トミックス製の本製品は、1962年製造の2次車のうち特急専用車として活躍した第11編成をプロトタイプとして製品化し、2008年10月に復活した白帯の姿を再現しています。
トミックス 92960
名鉄7000系パノラマカー(第11編成・復活白帯)セット HG <限定>
定価 \17,850(税込)
当店価格 \14,280(税込)
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