383系特急「しなの」の基本6両セット、増結4両、同2両セットは11月に既にマイクロエースから発売されましたが、本日、カトーからも発売されました。
特急「しなの」は塩尻経由で中央線、篠ノ井線、信越線を通って名古屋-長野間を結んで走っていますが、1日1往復は大阪発着便も運行されています。
383系は、投入以来20年を経て老朽化した381系「しなの」の置き換え用として開発され、1994年(平成6年)試作車6両が登場しました。
各種試験走行、1995年の臨時列車での営業運転を経て、1996年12月から量産車が投入され、定期列車としての本格的な運用が開始されました。
1998年の長野・冬季オリンピックでは、観衆の輸送に活躍しました。
特急「しなの」は急カーブが多い路線を走行する為、曲線通過時にも速度を保つ振り子式車両が採用されていることはよく知られています。
381系「しなの」は自然振り子式でしたが、383系ではコンピューターによる制御付き振り子となり、台車は自己操舵台車を採用して乗り心地を向上させました。
また、低重心化の為にシングルアームパンタ、小型車輪の採用などにより最高速度も120km/hから130km/hへと引き上げられました。
先頭車は非貫通型と貫通型の2種類があり、長野側に連結される流線型の「クロ383」は前面展望のよいパノラマ席のグリーン車になっています。
編成は6両編成、4両編成、2両編成があり、輸送状況の変化により併結、切り離しが行われて柔軟に運用されています。
カトー製の本製品はカトーオリジナルの”振り子機構”により、車体を傾斜させて曲線レールを通過します。
JR東海神領車両区所属のA8、A102、A202編成をプロトタイプとして製品化しています。
カトー 10-558
383系 「ワイドビューしなの」 6両基本セット
クロ383-8 + モハ383-8 + サハ383-8 + モハ383-108(M) + サハ383-108 + クモハ383-8
定価 \18,900(税込)
当店価格 \15,120(税込)
カトー 10-559
383系 「ワイドビューしなの」 4両増結セット
クロ383-102 + モハ383-11 + サハ383-111 + クモハ383-11
定価 \12,075(税込)
当店価格 \9,660(税込)
カトー 10-560
383系 「ワイドビューしなの」 2両増結セット
クハ383-2 + クモハ383-14
定価 \6,300(税込)
当店価格 \5,040(税込)
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