国鉄分割民営化後、北海道日高本線を走り、既に廃車になっているキハ130形ディーゼルカーの2両セットが発売されました。
民営化直後、JR北海道は地方線区の運営コスト合理化の為、ワンマン運転可能で製作コストが低く、輸送密度に最適な小型気動車・キハ130形を1988年?1989年にかけて11両新造し、日高本線に投入しました。
キハ130形は、ローカル線用の車両製造で実績のある新潟鉄工所製造の軽快ディーゼルカーをベースとして設計されました。
全長15.8ｍ、軽量化・簡素化の図られた車両で、搭載エンジンは小型ながら出力250馬力の高性能ディーゼルエンジンを採用し、加速性能は向上しました。
台車は空気バネ式で乗り心地も大きく向上しました。
北海道での使用の為、窓回りの防寒対策、車内暖房強化が行われ、着雪防止の為、丸みを帯びた前面形状とされました。
しかし、海岸近くを走るために生じる塩害や、厳しい気候の為、老朽化が早期に進行し、イベント用特別塗色の8号機を除いて、1999年?2000年に全車両の運用が終了しました。
サラブレッド生育地として知られる日高地方に因んで、8号機には緑の牧場に遊ぶ馬のイラストが描かれて「日高ポニー号」と名づけられ、イベント用に使用されましたが、2002年には廃車となり、8号機を最後にこの形式は消滅しました。
トミックス製の本セットはカラフルな塗装で人気の「キハ180-8・日高ポニー号」（M車）と、緑・青の帯を巻いた通常塗色の「キハ130-11」（T車）をセットにしています。
両車とも室内灯装着済みです。
トミックス 92931
JR キハ130形ディーゼルカー（日高ポニー号）セット ＜限定＞
定価 \11,340（税込）
当店価格 \9,072（税込）
URL：http://www.murajin.com
Mail：info@murajin.com
TEL：0598-21-2078
