キハ38は老朽化したキハ30系通勤型気動車を置き換えるため、1986年(昭和61年)?1987年にかけて製造された車両で、キハ30系の廃車発生部品やバス用部品等を活用し、低コストで7両製造されました。
当初、東京近郊の八王子駅?群馬県高崎駅までの八高線に投入されましたが、1996年(平成8年)、千葉県の久留里線に転属しました。
転属時、東京湾横断道路をイメージしたクリーム色と青のラインの塗装が施されましたが、この頃、久留里線用車両の塗装変更が行われた為、このクリーム・青の塗装で走行したのはわずか1年余りの短い期間でした。
久留里線は1912年(大正元年)12月28日、木更津駅?久留里駅間を千葉県営鉄道として開業されました。1923年無償譲渡により国有化、1936年久留里?上総亀山間延伸開業、1987年(昭和62年)4月1日、国鉄分割民営化によりJR東日本に移管されました。
現在、木更津?上総亀山間32.2kmを結ぶ久留里線は、朝夕のラッシュ時には通学の高校生で混み合い、「クルリ」という音から連想されるのか地元では「パー線」とも呼ばれ、親しまれています。
また、近年には、菊池直恵作の鉄道紀行漫画「鉄子の旅」の第一旅「久留里線全駅乗下車」にも取り上げられています。
現在走行しているキハ38も製造後20年を経て老朽化は否めず、いずれ新型車両に置き換わるものと思われます。
マイクロエース A-2751
キハ38・旧久留里線色 2両セット
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