国鉄は増大するローカル輸送需要に対応する為、新設計の気動車を1966年(昭和41年)投入しました。
1エンジン・両運転型はキハ23、1エンジン・片運転台型はキハ45、2エンジン・両運転台型はキハ53と呼ばれました。
1960年代中期に地方線区に多く配されていたキハ20系は片開き扉で幅が狭い為ラッシュ時には不向きであり、大都市近郊線に配されていたキハ35系は3扉・オールロングシートで通勤輸送向きの車両でした。
新気動車は、この両者の長所を併せ持たせて片側2箇所の両開き扉とセミクロスシートを組み合わせた車体構造とし、朝夕ラッシュ時の輸送力確保と閑散時の接客サービス向上を両立させることとなりました。
登場時はクリーム色と朱色の「気動車標準色」でしたが、後年、朱色一色の「首都圏色」に塗り替えられました。
国鉄分割民営化時には176両が承継され、活躍を続けましたが、老朽化に伴い廃車がすすみ、JR西日本に最後まで残存していた1両が2003年(平成15年)に現役を退いた為、現在は全車引退しています。
マイクロエース A-2561
国鉄キハ23・45・53 首都圏色 3両セット
定価 \16,800(税込み)
当店価格 \13,440(税込み)
URL:http://www.murajin.com
Mail:info@murajin.com
TEL:0598-21-2078