国鉄仙石線は、杜の都・仙台市と港町として有名な石巻市を結んだ東北、宮城県内の路線です。
旧宮城電鉄株式会社によって建設された仙台ー石巻間の鉄道線を1944年(昭和19年)に国鉄が買収したもので、その際に名称も「仙石線」と改められました。
買収以前より直流1500Vで電化されていた同線は、国有化後もそのままの電気方式で運転が行われ、国鉄の路線としては最も北に位置する直流電化区間となりました。
72・73形は大都市圏を中心に活躍し、一時は1300両以上を数えましたが、101系をはじめとする新性能電車のデビューにより廃車もしくは地方線区への転出が行われました。
仙石線についても、50両近い72・73形が転入し、後年同様に移動してきた103系によってその任を解かれるまで、仙台近郊の重要な足として活躍しました。
今回発売の72・73形は、仙石線へ転入後、一般形ディーゼルカーと同様のクリーム色と朱色の塗色をまとっていた時代の姿を的確に再現したモデルとなっています。
トミックス(92953)
国鉄72・73形通勤電車(旧仙石線色)セット<限定品>
定価 \18,900(税込み)
当店価格 \15,120(税込み)</font
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