こんにちは。
今回から数回は 当社の 「こんな コンクリート構造物の補修もやっていますよ。」 の いくつかを ご案内したく思います。
上の写真は 当社で補修させて頂いた 側溝の ふた です。
側溝ふた なんてホームセンターでも売っているじゃないか?… との声はもっともです。
しかし… これは現場打ちの側溝の ふた なのです。 今は 規格がほぼ統一されてきていますので、老朽化しがちな現場打ち側溝の ふた や昔の規格の ふた が在庫がない! と言うことで問題になってきています。
こちらの案件は 官公庁から頂戴したものです。
当初は 「 ふた を 一枚作って欲しい。」 と言うものだったのですが、コンクリート二次製品製造工場として引き受けさせて頂くと、木型からおこして造り込みます。一枚だけの為に そうした製造方法をとってしまうと、金額にして 一枚が5~6万円程になってきます。 型枠にかかる費用が多いのです。
そこで 古い残骸さえあれば 補修で補える旨を お話させて頂き、その半分以下のコストで造らせて頂きました。
それが 下の写真です。車のタイヤの巻き込み部分に据えられていた ふた なので、本当にボロボロですね。
この残骸を核にして、丁寧に造り込んでゆきます。 当社は 元々コンクリート二次製品製造業なので、配筋の在り方や 強度は手馴れたものです。 しっかり造らせて頂いた上に 表面がコテ仕上げのようにならないように 特殊な加工が施してあります。 現場に据えた後は 普通の新しいコンクリートふた と何ら遜色のないものになっています。
ここにも 過去からの規格の変遷の歪みで発生した不具合を 今につないでゆく 心が育まれています。 これが当社の考え方です。
少々… 格好の良いことを書いてしまいました。 失礼を致しました。
では また。
☆御見積り無料☆
三重県 松阪市 櫛田町 1135番地
協和コンクリート工業 株式会社
電 話 =0598-28-3111
ファックス= 0598-28-3114
URL = http://kyowacon.com/