《企画展》 松阪の女流歌人 高畠式部展 ~和歌に見るひととなり~
高畠式部(たかばたけしきぶ)は天明5年(1785)、現在の松阪市西町の商家に生まれました。結婚後は京都に移り住み、高畠清音(たかばたけきよね)と再婚したあたりから、多芸・多才な才女ぶりを発揮し始めます。書画・茶の湯を習い、歌は香川景樹に師事しました。景樹の没後は仕えていた千種家の当主千種有功(ちぐさありこと)に学びました。また、夫の影響ではじめた雅楽器の演奏と、彫刻細工は一流の腕前でした。
当館へ寄贈された資料をはじめ、松阪周辺に残る主に掛軸、短冊資料から、式部の人物像やその才能を垣間見たいと思います。
開催期間
令和5年7月1日(土曜日)~令和5年9月10日(日曜日)
開館時間
9時00分~16時30分
開催期間中の休館日
7月3日、7月10日、7月18日、7月24日、7月31日
8月7日、8月14日、8月21日、8月28日
9月4日
入館料
一般 150円 / 6歳以上18歳以下 70円